松尾研究所が国際学会での栄誉を受賞
株式会社松尾研究所は、東京都文京区に本社を構え、「金融 × AI」をテーマにしたクオンツ運用研究に取り組んでいます。2026年に開催される国際学会「IIAI International Congress on Advanced Applied Informatics(IIAI AAI 2026)」において、Ĺ最優秀論文である「Personnel Capital and Stock Return Predictability in Japan」が Best Paper Award を獲得しました。著者には松尾研究所の廣橋克馬氏と久保健治氏、及び大阪公立大学の中川慧氏が名を連ねています。
受賞論文の内容
この研究論文では、2023年3月期から日本の上場企業が人的資本の情報開示を義務付けられたことを背景に、「人材」の重要性が企業価値にどのように影響するかを探っています。従来、企業の組織力を測る際には、販売費及び一般管理費(SGA)が用いられてきましたが、この指標は人件費以外の支出も含むため、人的資本への投資を正確に把握するには限界がありました。
新たな指標構築のために、本研究は有価証券報告書に記載されている平均給与、従業員数、平均勤続年数を基に、企業の「人材への投資」を定量化しています。その結果、2020年度から2024年度において、本指標は従来の方法に比べ、株価リターンの予測精度が安定しており、特に平均勤続年数を考慮した場合に高い有効性を示しました。これはAIを活用した資産運用における新たな投資指標の開発に寄与する研究であり、今後の企業評価において重要な基準となる可能性があります。
AIクオンツトレード講座の開講
受賞の成果を受け、松尾研究所では「AIクオンツトレード講座」の受講生を募集中です。この講座は、日本国内での「AIクオンツ人材」の育成を目指しており、実践型のプログラムを提供しています。受講者は、株式クオンツ運用の基礎理論から機械学習によるリターン予測、さらには大規模言語モデル(LLM)を用いた応用までを学ぶことができます。また、この講座は無料で、全10回のオンラインセッションから成っています。
詳細情報
- - 対象者: 大学院生から中学生まで
- - 受講料: 無料
- - 申し込み期限: 2026年7月24日(金)10:00まで
- - 申し込み: 詳細・申込はこちら
松尾研究所について
松尾研究所は、東京大学工学系研究科の松尾・岩澤研究室と連携し、イノベーションを促進するエコシステムを構築しています。アカデミアから生まれる研究成果や技術を実装し、社会に普及させることで、日本の産業競争力を向上させる一助となることを目指しています。今後も松尾研究所は、研究成果を基にした次世代育成に注力し、日本からの発信力を強化していくでしょう。
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