ジーネクストとレトリバ、AI技術を駆使した顧客管理の新時代

ジーネクストとレトリバの提携強化

株式会社ジーネクスト（東京都千代田区、代表取締役：村田実）は、AI技術を用いて企業の課題解決を手助けする株式会社レトリバ（東京都豊島区、代表取締役：田口琢也）との提携をさらに深めています。この両社は、2022年5月16日に業務提携を発表以降、各社の強みを生かした新たな連携サービスを加速させることに注力しています。具体的には、レトリバが持つテキスト分析技術とジーネクストの顧客管理技術を融合させ、経営戦略に向けた顧客管理と分析の活用を図る計画です。

連携サービス加速化の背景

最近では、企業の顧客対応窓口やコールセンターにおいて、コールフローの最適化が求められています。ただ効率性を追求するだけでなく、顧客体験を向上させることも不可欠です。このため、顧客の声（VOC：Voice of Customer）を正確に把握して活用することの重要性が増しています。

その結果、顧客管理システム（CRM）と応対データの可視化・分析ツールを組み合わせ、VOCを収集・分析し、業務改善やサービス向上に活かす流れが加速しています。ジーネクストは、自社の顧客対応窓口や関係者をサポートするためのプラットフォーム「Discoveriez」を通じて得られた情報を、分析ツールYOSHINAにシームレスに連携可能にしました。この連携により、これまで蓄積されていたデータを簡単に分析することができ、企業成長に必要なインサイトを得ることが可能となっています。実際、すでに食品メーカーや小売業の現場で導入が進んでいます。

今後の活用

この新しい取り組みの成果として、分析初心者や業務に対する知識が少ない担当者でも容易に現状を把握できるようになりました。その結果、担当者の作業負担が軽減されるだけでなく、従来以上の分析結果や新たな洞察を得ることができ、それらを効果的に社内で共有することができるようになりました。

今後は、Discoveriezに集約されたデータをYOSHINAを通じて効率的に分析し、ブランド別の分析、顧客ニーズの掘り下げ、競合比較を行うことで、経営や販売戦略に必要な要素を可視化し、戦略の改善を実現できるように双方で支援を行っていきます。

企業情報

株式会社レトリバについて

レトリバは、「AI技術で、人を支援する。」という理念のもと、LLMや生成AIを活用した企業向けソリューションを提供しています。自然言語処理を利用した実用性の高い支援を行い、企業の業務改善に寄与しています。
所在地は東京都豊島区西池袋にあり、詳細は公式サイトで確認できます。

ジーネクストについて

ジーネクストは、顧客対応のデジタルトランスフォーメーション（DX）を推進するリーディングカンパニーとして、創業以来、企業の顧客体験の一貫性を支援してきました。所在地は東京都千代田区で、公式サイトや、別途提供されているプラットフォーム「Discoveriez」のサービスサイト（こちら）もぜひチェックしてみてください。