アジア太平洋地域でのデジタルインフラの持続可能性に向けた新たな協定、SDIA発表

アジア太平洋地域における持続可能なデジタルインフラ協定「SDIA」の発表



2026年3月26日、シンガポールにてアジア太平洋データセンター協会(APDCA)が、デジタルインフラの持続可能性を目指す新たな取り組み「持続可能なデジタルインフラ協定(SDIA)」を発表しました。この新協定は、データセンター業界のサステナビリティを高めるための画期的なイニシアチブであり、地域全体のデジタル社会の基盤を強化することを目的としています。

SDIAは、APAC地域におけるデジタルインフラの成長を支え、かつその持続可能性を高めるための第一歩として位置づけられています。この協定は、4つの主要なサステナビリティ分野での目標を掲げており、それぞれエネルギー効率、クリーンエネルギーの利用、水資源の管理、そしてサーキュラーエコノミーの推進に関連しています。これにより、持続可能な低炭素型デジタルインフラの確立を進めていくことが期待されています。

SDIAは、業界全体の信頼性及び実効性を元にした共通の目標を設け、最終的には各国の規制を補完する役割を担います。そのため、この協定は任意なものであり、各国の状況に応じた取り組みが行えるように設計されています。

APDCAの会長であるジェレミー・ドイチュ氏は、「この協定は、デジタルトランスフォーメーションを進めるにあたり、サステナビリティと業界のコミットメントを両立させるための重要なステップです」と話します。SDIAは、APAC地域内で政府と業界が連携し、持続可能なデジタルインフラに向けた対話を促進する場にもなります。

さらに、マレーシア・デジタル・エコノミー・コーポレーション(MDEC)のアヌアル・ファリズ・ファジルCEOはこの取り組みを評価し、「デジタルトランスフォーメーションが進む中で、持続可能なデジタルインフラの必要性が高まっている」と述べています。特に、2030年までにAI国家を目指すマレーシアにおいては、SDIAが提供するフレームワークが特に重要であると指摘しました。

シンガポール情報通信メディア開発庁(IMDA)のアイリーン・チア副長官も国のデジタル戦略にSDIAが果たす役割に期待を寄せ、「持続可能性を高めるための基準が重要であり、今後も業界と密接に連携していくこと」が必要だと語りました。

本協定には、エアトランク、デジタル・リアルティ、エクイニクスなど、数多くの著名な企業が署名しており、これによりAPAC地域全体での持続可能なデジタルエコシステムの形成が進むことが見込まれています。また、SDIAの詳細はAPDCAの公式ウェブサイトで確認することができます。

アジア太平洋データセンター協会(APDCA)は、地域の商業データセンター事業者が連携し、安全で持続可能なデジタル社会を実現するために、政策形成を促進する業界団体です。今後も、このような取り組みを通じて地域の持続可能性が高まることが期待されます。

会社情報

会社名
ASIA-PACIFIC DATA CENTRE ASSOCIATION LIMITED
住所
Singapore63 Robinson Road
電話番号

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サードペディア百科事典: データセンター SDIA APDCA

Wiki3: データセンター SDIA APDCA

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