BerachainとDeFimansが共催したWeb3イベント「Tokyo Meeting of the Minds」レポート

Berachain Meeting of the Minds: Tokyo イベントレポート

2024年11月6日、東京都港区に位置する株式会社DeFimansとBerachainが共催した「Berachain Meeting of the Minds: Tokyo」が行われました。このイベントは、Web3コミュニティの拡大に取り組む企業によるもので、株式会社Kudasaiとextra mileがサポートし、集まったエグゼクティブたちによる深い議論が繰り広げられました。

イベントの概要

招待制で行われた本イベントには、約90名のゲストが参加し、金融や暗号資産関連、ゲーム・エンターテイメントなど多様な業種から人々が集まりました。Berachainが日本市場への進出を加速させる重要なステップとして位置づけられました。イベントにはBerachainのコアメンバーであるSmokey氏、Yogi氏、Francis氏が来日し、直接的な情報提供やネットワーキングの機会を提供しました。

Berachainの技術

イベントの冒頭で、Francis氏がBerachainの特徴やロードマップを発表しました。特に、日本のIPの人気とBerachainのコミュニティとの親和性が強調され、日本の規制緩和への期待が寄せられました。Berachainはイーサリアムの仮想マシン（EVM）と同一のブロックチェーンであり、独自のプルーフ・オブ・リクイディティ（PoL）コンセンサスアルゴリズムを採用しています。これにより、プロジェクトエコシステム内で有効なインセンティブ設計が実現されています。

パネルディスカッション

テーマ: 日本とグローバルにおけるWeb3サービスの現在

このセッションでは、Smokey氏、Dr. Pudding氏、内海氏が登壇し、Web3の未来と課題について熱い議論を展開しました。Smokey氏は、日本市場の魅力を国の政策や法的枠組み、豊かな文化といった観点から述べ、特に魅力的なIPの展開がブロックチェーンの利用を促進すると強調しました。

内海氏はXross Roadプロジェクトについて言及し、キャラクターや小説からゲーム、アニメと幅を広げる計画を紹介しました。日本市場の課題としては、言語の障壁を挙げつつも、法規制の明確さを評価しました。

コミュニティと未来展望

後半では、Web3コミュニティ運営の重要性について語られました。Dr. Pudding氏は、質の高い情報提供とコミュニティの活性化のために「Learn to Earn」という仕組みを導入していることを説明しました。内海氏はXross Roadのコンテンツが感動を提供することを目指していると強調し、Smokey氏は、コミュニティ主導の成長が重要であるとの展望を述べました。

まとめ

イベントを通じて、Web3技術の現在と未来の可能性が再確認され、参加者たちは有意義なネットワーキングの機会を得ました。DeFimansは、このイベントの成果を基に今後もWeb3業界の発展に寄与し、業界の枠を越えた協力を推進していく所存です。今後もWeb3技術の社会実装とその応用を加速するための取り組みが期待されています。