ファイザーが後発医薬品とカルデナリンOD錠の承認を発表
ファイザーが後発医薬品およびカルデナリンOD錠の承認を取得
ファイザー株式会社が、後発医薬品事業部門から新たに5成分9品目と、カルデナリンOD錠の承認を受けたことを発表しました。この進展は、医療の現場における患者さんの利便性を大きく向上させるものと期待されています。
新たに承認された後発医薬品
今回の承認により後発医薬品市場で新たに登場するのは、ピタバスタチンカルシウム、バラシクロビル塩酸塩、ミコフェノール酸モフェチルの3成分です。特に、ピタバスタチンはコレステロール低下薬としての効果が期待されており、心血管疾患予防に寄与することが期待されています。これらは、ファイザーと業務提携を結ぶマイラン製薬株式会社とも共同で承認を取得しました。
カルデナリンOD錠の特長
カルデナリンは、1990年から使用されている高血圧症の治療薬です。特に、早朝の血圧上昇を抑制する効果が認められており、医療の現場でも広く使用されています。新たに承認されたOD錠は、従来の錠剤に比べて服用しやすさが向上しており、スイートミント風味に仕上げられています。
このOD錠は、水なしでも服用可能であり、患者にとっての利便性を高めています。高血圧治療においては、アドヒアランス(治療の継続性)が重要ですので、このような工夫が医療現場での普及に寄与できることでしょう。
ファイザーの取り組み
ファイザーは、自社の長期収載品を後発医薬品と区別せずに「エスタブリッシュ医薬品」として位置づけ、医療の質を維持するための厳格な基準を守っています。新薬だけでなく、後発医薬品においてもその基準に従った製品を提供し、国内の医療環境に貢献することを目指しています。
まとめ
ファイザーの後発医薬品とカルデナリンOD錠の承認は、医療現場にとって重要なニュースであり、患者の生活の質を向上させる一助となることでしょう。今後の市場での展開が非常に楽しみであり、多くの患者がこれらの新しい選択肢を利用できることを期待しています。
会社情報
- 会社名
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ファイザー株式会社
- 住所
- 東京都渋谷区代々木3-22-7新宿文化クイントビル
- 電話番号
-
03-5309-7000