『どろろんようかいの森』シリーズ新刊登場！小助の冒険と兄弟愛に感動

『どろろんようかいの森お年玉だいさくせん！』がついに発売！

この冬、子どもたちをもっとわくわくさせるシリーズが話題となっています。株式会社新興出版社啓林館が展開する「文研出版」ブランドから、待望の第二弾『どろろんようかいの森お年玉だいさくせん！』が本日、全国の書店で発売されました。

あらすじ

新作は、主人公のかっぱの小助が仲間外れの寂しさを乗り越えて奮闘する姿が描かれています。冬休み、小助はゲーム機がないことで友達と遊ぶことができず、「お正月までにはお金をもらえる」と嘘をついてしまいます。彼は、お年玉を集めるために様々な妖怪たちの手伝いをしながら、貧しいながらも兄弟愛に満ちた日々を送ることになります。果たして小助は、思いもよらず大切なことに気づくことができるのでしょうか。

作品の特色

本作では、かっぱの小助と兄の大助の兄弟の絆がテーマです。小助がゲームを持っていないため、仲間外れになったことに葛藤しながらも、兄大助は自分のお年玉をすべて譲る優しい兄として描かれています。そんな兄の優しさを受けて、小助は驚く行動を起こします。この物語は、無邪気さと優しさが交差する心温まるストーリーです。子どもたちの心に響くメッセージが込められた作品となっており、ぜひ手に取って読んでほしい一冊です。

著者の紹介

著者は南田幹太さんで、1963年に東京都で生まれました。法政大学経営学部を卒業後、児童文学に情熱を注いできました。これまでに数々の受賞歴を持ち、デビュー作『ぼくの師匠はスーパーロボット』や「十二歳のレジェンド」など、子どもたちに愛される作品を多数発表しています。彼の作品は、子どもたちに向けた思いやりのメッセージにあふれており、今回はその魅力が存分に発揮されています。

絵を手がけたのは広瀬克也さんで、1955年に東京都に生まれました。絵本作家、イラストレーターとしても活躍し、多くの妖怪に関する作品を世に送り出しています。彼の繊細でカラフルなイラストは、本作の内容をさらに引き立てています。