データ活用の新たな波
2026-03-27 12:00:08

QuollioとNECがAIデータ活用の新たな波を作る技術検証を完了

QuollioとNECによるプロジェクトの全貌



株式会社Quollio Technologiesと日本電気株式会社(NEC)が協力し、AIデータ活用の新たな可能性を探るための技術検証を実施しました。この成果は、次世代のデータインテリジェンスソリューションである「Quollio Data Intelligence Cloud」を実現に向けた重要な一歩となります。

共同検証の背景



近年、生成AIやAIエージェントの普及により、企業が保有する大量のデータをAIが理解できる形式に変換することが求められています。この「AI-Readyデータ」の整備は、Tech業界全体にとって避けて通れない課題となっており、特にビジネスの文脈を考慮したデータ活用が重要視されています。Quollioのプラットフォームである「dotData」は、データから自動的に統計的特徴を抽出することで、これを可能にしています。しかし、ただ単にデータを抽出するだけでは不十分で、それにビジネス文脈を適用することが重要です。不足しているのは、この文脈の理解をAIにどう提供するかという点でした。

技術検証の詳細



2025年10月から12月にかけて、QuollioとNECは、生成AIエージェント「Cortex Agents」とデータ可視化ツール「Streamlit」を活用して検証を行いました。このプロセスで、AIエージェントが抽出した特徴量にビジネスの文脈を付与し、意味のある回答を生成することができることを確認しました。

知識の循環サイクルの確立



検証の中で特に注目すべきは、「知識の循環サイクル」がどのように確立されたかという点です。具体的なアーキテクチャーとして、Quollioの プラットフォームは、dotDataが抽出した特徴量をSnowflakeに格納し、さまざまなビジネス文脈と結びつけて、AIが提供する回答の質を高めることができる仕組みが構築されました。この結果、AIエージェントは単なるデータを提示するのではなく、リアルなビジネスの状況を踏まえたアドバイスを行うことができるようになりました。

ケーススタディ: スーパーマーケットの購買データ



具体例として、スーパーマーケットの購買データを用いた検証が行われました。AIエージェントは「商品Aを購入する顧客の特徴は?」というユーザーの質問に対し、「22時台(事実)」というデータ抽出結果に基づき、さらに「閉店間際の来客(ビジネスの文脈)」という情報を加味して回答することができました。このように、リアルタイムで得られたデータとそのビジネスの意義を結びつけることで、より価値のある知見を提供できるということが確認されました。

実証開始と今後の展開



技術検証の結果、2026年3月からはNEC社内の実業務環境での実証がスタートすることになりました。この段階では、営業部門での活用や、意思決定の質向上に向けた実証が行われる予定です。実際にどのようにこの仕組みを活用していくのかによって、さらなるビジネスの発展が期待されます。

共同ソリューション化の可能性



さらに、NEC内の実績が確認された場合、両社はこのソリューションを外部の顧客にも提供する方向での検討を進める見込みです。QuollioとNECが手を組むことで、データドリブンなDXソリューションの提供が実現し、さらに広がりをみせるでしょう。両社のパートナーシップ拡大が、今後のビジネス展開にどのように繋がっていくのか、その目が離せません。

結論



QuollioとNECの協業は、データ活用の新たな局面を迎えています。AIの進化と共に蓄積されたデータを有効活用する「知識の循環サイクル」は、ビジネスの意思決定を革新するキーとなるでしょう。今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社Quollio Technologies
住所
東京都港区浜松町2-10-6PMO浜松町Ⅲ 8階
電話番号
03-6773-5976

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