アイザワ証券本社で開催された全国初の福祉チョコ販売

アイザワ証券本社で特別な福祉チョコ販売会開催

2024年12月9日、東京都港区のアイザワ証券社屋で、一般社団法人AOHおよび株式会社ショコラボの運営するショコラボ・グループによるチョコレート販売が実施されました。この販売会は、全国初の福祉チョコレート工房を持つショコラボ・グループによる特別なイベントです。

特別なワークショップとチョコレート

ショコラボ・グループは2012年に設立され、福祉事業所ながらチョコレート菓子を製造・販売する活動を行っています。今回はショコラボ・グループのスタッフ6名が社員のために、自らチョコレートの販売にあたりました。商品は色とりどりのフレーバーが特徴のプチチョコシリーズや、スーパーフードのカカオニブを活用したもの、さらにはかわいらしいショコラdeパンダや肉球クッキーまで、多彩なラインナップが揃いました。

ショコラボ・グループは障がい者、高齢者、健常者が共生できるコミュニティを形成することを目的に、障がい者手帳を持つスタッフたちと一緒に活動しています。彼らはそれぞれの持ち味を生かし、愛情を込めてチョコレートを作り出しています。主催者である伊藤紀幸氏はこういった取り組みを通じ、社会貢献意識の高い企業としての姿勢を大切にしています。

開始から40分で完売

販売会の開始前から興奮した社員たちが社内ラウンジに集まり、商品を手にするのを心待ちにしていました。待機中にはスタッフによる試食も提供され、気軽にチョコレートの魅力を体験することができました。この日販売された商品は20種類以上あり、各商品にはポップやリーフレットが添えられ、それぞれの魅力が伝えられました。

驚くべきことに、わずか40分のうちに全商品が完売。約100名の社員がチョコレートを手に入れることができましたが、残念ながら購入できなかった人も多く、社内ではシェアし合いながらチョコを楽しむ姿が見られ、笑顔が広がっていました。

社会貢献としての福祉活動

今回のイベントは、アイザワ証券が自社の社会貢献活動の一環として行ったものであり、ショコラボ・グループの活動を支援する機会でもありました。このような取り組みによって、双方の理念が結びつき、より多くの人々に笑顔を提供することを目指しています。

アイザワ証券は創業以来、地域活性化や社会貢献に取り組む姿勢を崩さず、これからも福祉事業に対する支援を続けていく方針です。どのような形で社会に貢献できるか、今後の活動にも注目が集まりそうです。

販売会の様子