新しい映画の光
2024-10-17 19:32:09

静岡市のミニシアターが新しい映画の光を求めてクラウドファンディングを開始!

社会における映画館の存在は、単に映画を上映する場としての役割にとどまりません。映画館が地域文化の発信地となり、観客との交流を深める場であることが不可欠です。しかし、特にミニシアターの多くが厳しい運営環境に置かれている中、静岡市にある「サールナートホール/静岡シネ・ギャラリー」がその存続を脅かされる事態に直面しています。

このミニシアターは1995年に創立し、来年で30周年を迎える歴史ある文化施設です。2003年には独自の映画上映の場「静岡シネ・ギャラリー」をオープン以来、質の高い映画体験を地域の皆様に提供してきました。年間180本以上もの映画を独自にセレクトし、監督や俳優を招いたイベントやトークショーなども実施。映画を通じた多様な体験を提供し、3,500〜4,000名の会員に支えられ、高い人気を誇っています。

最近では、デジタル映写機の老朽化が進み、トラブルの発生頻度も増加しています。このままでは、映字技師たちの努力だけでは乗り切れない危機に直面しているのです。サールナートホールでは、既存のデジタル映写機の保障期限が切れ、新しい機器の導入が急務となっています。昨年末には一部スクリーンの映写機を更新しましたが、その負担はとても大きく、全スクリーンの更新まで資金が足りていません。

今回のクラウドファンディングは、全国興行生活衛生同業組合連合会が推進している「ミニシアターへ行こう」というプロジェクトの一環として始まりました。具体的には、サールナートホールが目指すのは、最大スクリーンである「1Fホール」に新しいデジタル映写機を導入することです。このプロジェクトにご協力いただける全ての方々に、感謝の意を表します。

クラウドファンディングの期間は、2024年10月17日から2025年1月9日まで。目標金額は1,000万円で、リターンには様々な特典があります。3,000円から100万円までの支援コースが用意されており、例えば過去に上映した映画のグッズがもらえる「蔵出し感謝祭参加権」や、自身が選んだ作品を貸し切り上映できる特典などもあります。

サールナートホールは、映画という芸術が持つ力を地域に広げるため、ただ上映するだけでなく、その体験を豊かにする様々なイベントを通じて貢献し続けてきました。これからも地元の皆様に愛される映画館であり続けるためには、皆様のご支援が必要不可欠です。文化都市としての静岡市を支える一員として、映画を愛するすべての人々にこのプロジェクトへの参加を呼びかけます。映画の光を再びサールナートホールに灯すために、ぜひご協力をお願いいたします。


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会社情報

会社名
株式会社MotionGallery
住所
東京都港区南青山3-13 MIDORI.so2
電話番号

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