園の保育を家庭に届ける新しい動画配信アプリ「てのりの」が登場！

新しい動画配信アプリ「てのりの」の登場

幼稚園や保育園の先生が家庭の親子とつながる新しい形として、動画配信アプリ「てのりの」が誕生しました。このアプリは、日常の保育や遊びをお手持ちのスマートフォンやタブレットを使用して手軽に家庭に届けることを目的としています。ここでは、「てのりの」の特徴や開発の背景、今後の展望について詳しく紹介します。

「てのりの」の特徴

「てのりの」は、動画配信においてさまざまな便利な機能を提供しています。まず、動画の容量や本数に制限がなく、最大1GB（約60分）までの動画をアップロードできます。また、配信された動画は限定公開され、特定の保護者のみが視聴できる仕組みが採用されています。これにより、プライバシーが守られながらも、安心して動画を閲覧できます。

さらに、保護者には自動で動画アップロードの通知が届くため、手間がかからず、即座に情報をキャッチアップできます。特に、ハッシュタグ機能を使って、手遊びやダンスなどのテーマごとに動画を整理できるのも便利です。これにより、保護者は「いま、見たい」動画を簡単に見つけることができます。

開発の背景

「てのりの」は、コロナ禍による影響で育児関連の動画配信が増える中、不安や課題への対応を目的として開発されました。従来のYouTubeなどのサービスでは、限定公開の管理が難しかったり、動画URLをメールで送るのが煩雑であったりしました。その声に応え、より簡単で安心な動画配信サービスを提供することが「てのりの」の誕生のきっかけとなったのです。

サービス名の「てのりの」は、園での保育や遊びが子どもたちや保護者の日常に身近に感じられるようにという願いが込められています。アプリとして設計された「てのりの」は、登録から動画アップロード、通知まで、スマートフォン1台で完結できます。これにより、園の雰囲気や先生の表情を豊かに伝えることができ、保育の重要な要素を家庭に届けることが可能となっています。

今後の展望

「てのりの」は、単なる動画配信アプリに留まらず、保護者と保育者の双方向のコミュニケーションツールとしても発展させていきます。今後、クラスごとの限定配信機能や、視聴後の子どもの反応を保護者がリアクションとして伝えられる機能も追加予定です。これにより、より親密なコミュニケーションが可能になり、教育・保育活動の一層の充実が図られるでしょう。

動画配信の流れ

「てのりの」を使った動画配信はわずか3ステップで完了します。

1. 動画撮影: スマホやタブレットで動画を撮影します。最大1GBの動画をアップロード可能です。
2. 動画アップロード: アップロードしたい動画を選び、コメントを入力するだけで簡単にアップロードできます。アップロード後に自動通知が保護者のスマホに届きます。
3. 施設コードの共有: 動画アップロード後に表示される「施設コード」を保護者に伝えることで、特定の人にだけ動画を視聴させることができます。このように、プライバシーを重視した設計がされています。