タイムクラウド株式会社の新たな資金調達
累積で3506万時間の記録を持つ時間管理ツール「TimeCrowd」を提供するタイムクラウド株式会社(本社:東京都港区、代表取締役:西小倉宏信)が、栖峰投資ワークス株式会社などから新たに資金調達を実施しました。これは同社が企業の運営をさらに効率化するための重要なステップです。
TimeCrowdの特長
TimeCrowdは「誰が」「何を」「どのくらい」していたのかを容易に記録できるクラウドベースのツールです。このツールは、顧客管理をSalesforceやHubSpotなどのCRMと、さらに人材管理をカオナビやSmartHRと結び付けることができるのが大きな特徴です。このように、散在するデータを効率的に統合し、個別の案件や担当者ごとの人件費原価率を確認しながら、業務の改善を図ることが可能になります。
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時間情報がもたらす新たな視点
「戦略人事」や「人的資本経営」といった言葉が注目を浴びている今、TimeCrowdの役割は非常に重要です。オペレーションの中で「誰が」「どの顧客に対して」「どの商品にどれだけの時間をかけたか」といったデータを集積しており、企業の経営にとって不可欠な情報源となっています。
時間という共通の計量単位は、人材の貢献度や配置の最適化に役立つだけでなく、案件ごとの収益性や顧客別の投資対効果を探る手助けにもなります。このデータは企業がより合理的な意思決定を行ううえでの基盤となるでしょう。今後、TimeCrowdに蓄積される「時間情報」を起点にし、人事、業務、財務の融合を意識して、企業に新たな視点を提供することが目指されています。
今後の展望
今後は、勤怠や会計、人事管理といった周辺分野でのプロダクト開発やコンサルティング会社との協力を進め、タイムクラウド社は多面的な価値創出を目指しています。これにより、組織の生産性や透明性の向上が期待されています。
代表取締役のコメント
西小倉宏信代表取締役は、「自身の2007年からの信用に基づいて調達が行われたことは感慨深い」とコメントし、あらためて顧客管理と人材管理の統合が必要であることを認識しています。TimeCrowdの更新を通じ、企業のさまざまな課題解決に貢献する意向を示しています。
引き受け先からの意見
栖峰投資ワークス株式会社の代表取締役である関兵馬氏は、タイムクラウド社のタイムトラッキングツールについて、「生産性向上を通じて自分の時間を取り戻すための重要な要素となる」と述べています。また、事業開発チームと技術者たちが緊密に連携し、このツールに新たな価値をもたらすことを期待しています。
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