GLMグループ、新たなグループ理念と2025年中期経営計画を発表~2040年を見据えた1000億円規模の成長戦略~
株式会社グローバル・リンク・マネジメント(GLM、東証プライム:3486)が、2025年12月期を初年度とする2040年12月期に向けた新たなグループ理念、グループ方針「GLM1000」、そして2025年中期経営計画「GLM100」を発表しました。
これまでの堅実な成長を背景に、GLMはさらなる飛躍を目指します。2022年中期経営計画では、売上高640億円、経常利益50億円という目標を達成する見込みで、環境認証取得率100%も視野に入れています。この成功を土台に、DX領域への進出も加味した新たな成長戦略が打ち出されました。
新たなグループ理念:未来価値の創造とサステナビリティ
GLMグループの新たな理念は、「投資により未来価値を創出する」というミッション、「世界をリードするサステナブルな企業グループへ」というビジョン、「No.1・挑戦・共創」というバリューで構成されています。
この理念は、不動産事業に加え、DX事業を担う子会社である株式会社AtPeakの設立など、事業領域拡大を踏まえた経営陣と社員による議論を経て策定されました。 人材と事業への積極的な投資を行い、環境と社会への配慮を重視することで、持続可能な成長と豊かな未来の実現を目指します。
グループ方針「GLM1000」:2040年、経常利益1000億円超えを目指す
2040年12月期までの長期的な目標として掲げられた「GLM1000」は、経常利益1000億円以上(年平均成長率25%)という野心的な目標を掲げています。2017年の上場以来、年平均成長率25%を維持してきた実績を基に、さらなる高みを目指します。
2025年中期経営計画「GLM100」:売上高1000億円達成へ
2025年から2027年までの3年間の中期計画「GLM100」では、2027年12月期に売上高1000億円、売上総利益170億円、経常利益100億円を目標に掲げています。
主要戦略として、不動産領域では仕入力や企画力を活かした土地企画、開発、再生による付加価値向上と多様な顧客への販売拡大を、DX領域では不動産とDXのシナジー効果による営業効率と生産性の向上を目指します。
株主還元へのコミットメント
GLMは、株主への還元にも積極的に取り組む姿勢を示しています。基本的な配当性向を30%とし、中長期的な利益成長を通じた配当成長を目指すとともに、利益水準、資本効率性、プライム市場上場維持基準などを考慮しながら、柔軟な株主還元策を検討していくとしています。
まとめ
GLMは、新たなグループ理念と中期経営計画に基づき、不動産事業とDX事業の両輪で成長を加速させ、2040年を見据えた1000億円規模の企業へと進化しようとしています。その挑戦は、不動産業界のみならず、日本の経済界全体にとっても注目に値するでしょう。 今後の展開に期待が高まります。