Infoblox 3.0の全貌
Infobloxは新たに発表した『Infoblox 3.0』で、ハイブリッドDDI(DNS、DHCP、IPアドレス管理)とセキュリティを統合しました。この新しいプラットフォームは、クラウドファースト戦略を実現するために設計されており、日々増加するクラウド関連の脅威に効果的に対処しています。サンタクララに本拠を置き、アジア太平洋地域に12の拠点を持つInfobloxは、企業がクラウドの利点を最大限に活用できるよう、シンプルかつ信頼性のあるネットワーク体験を提供しています。
新機能と効果
Infoblox 3.0では、NIOSとBloxOneプラットフォームを融合させ、お客様が多様なネットワーク環境に対応できるよう支援します。特に注目すべきは、クラウド環境におけるサイバーセキュリティ対策の強化です。多くの企業がクラウドの柔軟性を利用している中、データ漏洩やDoS攻撃、DDoS攻撃などの脅威も増加しています。
最近の調査によると、アジア太平洋地域の金融機関はデータ侵害によって平均約420万ドルの損失を被っています。この数字はかなりの額に上り、業界全体のセキュリティ対策の重要性を物語っています。Infobloxは、これらの脅威に対抗するため、顧客が迅速にリスクを検知し、修復できる環境の構築をサポートしています。
クラウドファーストの重要性
パンデミックを経て、多くの企業がクラウドを基盤としたハイブリッドワークへと移行しています。Infoblox 3.0は、そうした企業に対して、オンプレミス型のDDIソリューションやクラウドベースのセキュリティ機能を活用し、最適なネットワーキングとセキュリティのバランスを保ちつつ、より高い利便性を提供します。
【特徴】
- - シンプル: 豊富なクラウドネイティブAPIを活用し、自動化や標準化を実現。
- - 信頼性: 大規模ネットワーク向けに98%に近い信頼性を提供。
- - 拡張性: 必要時に必要な場所でサービスを利用可能。
- - セキュア: リアルタイムな脅威の検知と修復。
顧客からの反響
Infobloxのソリューションは、日本国内でも評価を得ており、京王グループなどが導入しています。京王グループでは、Webベースの新しい脅威への対応を強化し、柔軟かつ多層的な防御策としてInfobloxを選びました。これにより、運用コストの削減とセキュリティの強化が実現しています。
The Catholic Education Networkでも、内部と外部のDNSサービスへのニーズに応えるため、Infobloxのソリューションが役立っていると報告されています。使いやすいインターフェースと迅速な障害復旧機能により、日常的な業務をスムーズに行うことができています。
まとめ
Infoblox 3.0の登場により、企業はクラウドファーストなネットワークを構築し、急増するサイバー攻撃に迅速に対応できる機能を手に入れました。今後もこの進化したプラットフォームが多くの企業にとって欠かせない存在となることでしょう。Infobloxは、信頼性の高いセキュアネットワークの提供を通じて、今後のビジネス環境に貢献していくことを目指しています。