浜松町のまちづくり
2025-06-12 15:32:51

浜松町駅周辺に共創型まちづくりへ挑む芝東京ベイ協議会が設立

浜松町駅周辺開発に挑む芝東京ベイ協議会の設立



浜松町駅周辺での持続可能なまちづくりを目指す「芝東京ベイ協議会」が、地域の価値を高めるために設立されました。これは、浜松町芝大門、竹芝、芝浦の3つのエリアで運営を行う事業者たちが共通の地域課題に取り組む新たな組織です。

1. 設立の背景と目的


浜松町周辺の開発が進む中、地域の特性を理解しつつ持続可能なまちづくりを推進するために、芝東京ベイ協議会が誕生しました。2017年には、事業者間での連携を深めるために3地区連絡会が始まり、2023年までにはそれぞれの地区でエリアマネジメント組織が設立され、地域課題の解決に向けた取り組みが進められました。この度の協議会設立により、共通の地域課題に取り組む一体的な施策の推進が期待されています。

2. 重点施策の内容


芝東京ベイ協議会は、以下の3つの重点施策を掲げており、地域資源の最大活用を図ります。

2.1 回遊性向上


まず、交通の混雑や動きにくさを解消するために、陸上・水上のモビリティを強化します。特にイベント時における循環バスやクルーズ船の運航を通じて、地域の活性化を図ります。

2.2 地域資源の活用


次に、オフィス中心の地域から脱却し、訪れる人々が何度も来たくなるような体験を創造します。伝統文化体験や水辺での音楽イベント、自然の中での食事体験等を通じて地域の魅力を引き出します。

2.3 防災力の強化


最後に、都市機能が集積することによる避難者の集中等の問題に対処するため、デジタル技術の導入を進めます。リアルタイムで利用できる情報提供を行い、災害時の安全確保を目指します。

3. 進行中の開発プロジェクト


芝東京ベイ協議会は、2020年から始まった浜松町周辺での開発計画に基づき、3件の国家戦略特別区域計画の特定事業を進行中です。

  • - 東京ポートシティ竹芝: 2020年に開業し、事務所や展示場、集会場を備えた複合施設です。
  • - 世界貿易センタービルディング: 2021年に南館がオープンし、2027年には本館・ターミナルが完成予定です。
  • - BLUE FRONT SHIBAURA: 機能的なツインタワーを含む複合開発が進行中で、2030年には完成予定です。

4. 結論


芝東京ベイ協議会の設立は、浜松町駅周辺における共創型のまちづくりへの第一歩です。地域の魅力を高める取り組みが進む中、これからの地域の発展に期待が寄せられます。


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会社情報

会社名
東日本旅客鉄道株式会社
住所
東京都渋谷区代々木2-2-2JR東日本本社ビル
電話番号

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