HERALBONY Art Prize 2025での新たな才能の輝き
株式会社サンゲツは、国際アートアワード「HERALBONY Art Prize 2025」において、sangetsu賞を決定しました。この賞は、日本を代表するアートイベントとして注目されており、企業としても協賛しています。今回は、内園明日美さんの作品「ボクのみてるサイと、4883桁のパイ」が受賞しました。
内園明日美さんの作品について
内園さんは幼少期から動物や数字に深い関心を寄せてきたアーティストです。彼女の作品には、図鑑や動物園で見た記憶が色濃く反映されており、動物を描くことが日々の習慣となっています。数字に対しても特別な感覚を持ち、円周率の無限の中に自分の誕生日や大切な日付を見つけ出すのが好きだそうです。
内園さん曰く、「言葉でのお話は苦手だからこそ、絵でおはなししたい」とのことで、色彩と数字で彼女の内なる世界が鮮やかに表現されています。作品には奥行きのあるカラフルな色遣いや魅力的なフォントが使用され、純真なサイの瞳に引き込まれるような魅力があります。
選定理由とサンゲツの思い
サンゲツが内園さんの作品を選んだ理由は、その大胆かつ緻密な表現力にあります。観る人に様々な解釈の余地を与える構成が大きな魅力であり、自然と新たな会話を生み出す力を持っています。このような作品は、サンゲツが目指す「楽しい空間の創造」という企業理念とも密接に結びついており、社会にポジティブな影響を与えると考えています。
今回の選定には、デザイン部門だけでなく、ロジスティクス部門やコーポレート部門、さらにはグループ企業のメンバーも一丸となり、様々な視点からプロジェクトに関与しています。今後も多様な視点から地域に貢献し、サンゲツの企業理念である「すべての人と共に、やすらぎと希望にみちた空間を創造する」をもとに活動していく予定です。
HERALBONY Art Prizeについて
HERALBONY Art Prizeは、障害のイメージを変容させ、福祉を出発点に新たな文化を創造することを目的としたアートアワードです。2024年に初めて開催されたこのアワードには、世界65カ国から1,320人のアーティストと2,650点の作品が集まりました。多様な才能の中から選ばれる受賞作品は、今後も多くの人々に感動を与えることでしょう。
2025年には、受賞作品を一堂に展示する展覧会が開催される予定です。会期は2025年5月31日から6月14日まで、会場は東京都の三井住友銀行東館で行われます。この機会に、内園さんの作品や他の受賞者の作品を見に訪れ、アートの世界を体感することをおすすめします。
まとめ
内園明日美さんの作品を通じて感じることができるのは、彼女の独特な視点とアートに対する愛情です。このアワードが彼女のような新たな才能を輝かせ、より多くの人々にアートの魅力を伝える役割を果たすことを期盼しています。サンゲツは今後もアートの発展を支えることで、豊かな社会の創造を目指して邁進します。