医療の未来を切り拓く平衡機能計 REEVEER - Scale
-新時代の平衡機能評価に向けての第一歩-
株式会社Parafeed(東京都台東区)が、平衡機能障害の評価をサポートする新しい医療機器「REEVEER Scale(リーバー スケール)」の一般医療機器認証の届出を完了しました。この製品は2025年5月に製造販売届出が完了し、現在正式な販売開始に向けて準備が進められています。医療現場への導入が期待されるこの製品は、めまい診療を大きく変える可能性を秘めています。
Parafeedの取り組み
Parafeedは医療とITの融合を目指し、これまでにVR型めまい検査機器「REEVEER PitEye」を開発し、視覚誘導を活用した新しい検査手法を確立してきました。年間250万人以上がめまいを訴える一方で、専門的に診察する医療機関が不足しているという社会課題が存在します。それに対抗する形で、日常的に利用できる新たな平衡機能検査機器「REEVEER Scale」が開発されました。この製品は、ITやセンサー技術のエキスパートの協力の下、検査の精度と操作の簡便さが両立された設計となっています。
REEVEER Scaleの概要
REEVEER Scaleは、被験者が直立姿勢で測定台に立つことで、重心位置とその動揺をリアルタイムで計測し解析できる平衡機能検査装置です。専用ソフトウェアを搭載したノートPCと高精度センサー内臓の測定台で構成されており、直感的で分かりやすい結果画面を表示します。また、PDF出力や印刷も対応しており、画像ファイリングソフト(PACS)との連携も可能です。
主な特徴
検査結果は直感的でわかりやすく表示されており、医療従事者が迅速に判断できるよう工夫されています。
USBケーブル一本でPCと接続し、数ステップで検査を完了させることができます。操作の簡素化により、医療現場での導入が進むでしょう。
医療施設のニーズに応じて、「Premium」と「Light」の2モデルから選択可能で、それぞれの使用シーンに合わせて使えます。「Light」のモデルは軽量で日常診療に向いている一方、「Premium」は更に高度なデータ解析を実現しています。
パラフィードは、第二種医療機器製造販売業者として、日本国内での製造・管理を徹底し、製品の安全性と品質を保証しています。
平衡機能計の用途
REEVEER Scaleは、以下のような利用シーンが想定されています:
- - めまい診療や耳鼻科外来での平衡機能評価
- - 高齢者の転倒リスク評価
- - 神経疾患や整形外科疾患後のリハビリ指標
製品仕様
一般的名称は「平衡機能計」で、医療機器の製造販売認証を取得した日付は令和7年5月19日です。
■寸法:401mm × 401mm × 高さ71.2mm
■動作温湿度:15~35℃、10~80%(結露・氷結なく)
■電源:USBバスパワー(5V)
■対応OS:Windows 11(64bit)
REEVEERブランドについて
REEVEERというブランド名は、フランス語の「rêver(夢)」に由来し、医療従事者や患者様の抱える悩みを解決することで、希望を実現するサポートをするという情熱が込められています。
株式会社Parafeed について
Parafeedは、メディカルとヘルスケア分野において人々の抱える課題解決を目指し、最新の技術を駆使して医療機器やITソリューションの開発、製造、販売を行っています。これにより、より良い医療を実現していくことを目指しています。
公式サイトでは製品に関するさらなる情報を提供しています。
REEVEER Scale
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