舶用モーター監視サービス「V-MO」
2025-05-14 11:35:14

海事産業の未来を切り拓く舶用モーター監視サービス「V-MO」が登場

舶用モーター向け状態監視サービス「V-MO」の革新



2025年5月、愛媛県今治市で開催される海事産業の国際展示会『バリシップ2025』に、旭化成エンジニアリング株式会社が提供する舶用モーターの状態監視サービス「V-MO」が出展されます。これは、船舶の運航の安全性を高めるための最先端技術を駆使したサービスで、会期中に実演も行われる予定です。

V-MO の概要


「V-MO(Vessel Vibration Visualization Monitor)」は、株式会社商船三井と共に開発された製品で、舶用モーターの故障予兆を早期に検知することができるシステムです。これにより、船舶が航行中でも故障のリスクをモニタリングし、早期の修理手配が可能になります。これにより、入港時の急な修理ニーズに迅速に対応し、船舶の運航効率を高めることが期待されています。

出展情報


出展場所はテクスポート今治のB-45ブースで、初めて「V-MO」を実演する機会となります。展示内容には、V-MO専用機器やアプリのデモが含まれ、訪れた方々にその機能と利便性を体験してもらうことができます。

  • - 会期:2025年5月22日(木)~24日(土)
  • - 会場:テクスポート今治(愛媛県今治市)
  • - 時間:10:00~17:00(最終日のみ10:00~16:00)

V-MO の仕組み


「V-MO」は、船舶に設置された振動センサーによってモーターの状態データを収集し、そのデータをクラウドに送信します。当社の振動診断有資格者がこのデータをリアルタイムで分析し、異常な兆候が見つかれば、船舶の運航前に修理が計画されます。これにより、船舶は港に到着する前に必要な整備が整い、迅速に修理を進めることができるのです。

メンテナンスコストの削減


具体的には、V-MOは船舶のモーターが故障する前に問題を発見し、破損に至る前に修理を行うことを可能にします。この予防保守によって、従来必要であった緊急修理の必要性を大幅に削減し、メンテナンスコストの低減にも繋がります。専門的な知識がなくても、直感的に故障の兆候を把握できるよう設計されており、業界全体の作業効率を向上させます。

海上のデジタル化を進める


今後、V-MOがもたらす技術革新は、海事産業のデジタルトランスフォーメーション(DX)を加速させ、世界中で安全かつ効率的な船舶運航を促進する一助となるでしょう。

『バリシップ』について


『バリシップ』は、海運企業や舶用機器メーカーが一堂に会する国際的な展示会で、2009年の初回以来、今年で9回を迎えます。前回の開催では、351社が国内外から出展し、約17,000人が来場しました。海事産業の進展を示すイベントとして、注目を集めています。

公式サイト


今回の出展に関する詳細情報は、旭化成エンジニアリングの公式サイトバリシップの公式サイトで確認できます。 どうぞお見逃しなく。


画像1

画像2

会社情報

会社名
旭化成株式会社
住所
東京都千代田区有楽町1-1-2日比谷三井タワー
電話番号
03-6699-3000

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。