Snowflake Cortex Codeの進化
AIデータクラウド企業であるSnowflakeは、2023年2月23日にCortex Code CLIの機能拡充を発表しました。新たには、dbtやApache Airflow®などの主要なデータ処理ツールがサポートされ、データの場所に関係なくAIによるアシスタンスが提供されることになります。これにより、開発者は自らの環境でAIコーディングエージェントを活用し、データパイプラインの構築・最適化をより効率的に実施できるようになります。
Cortex Code CLIの新機能
Cortex Code CLIの拡充により、新たにセルフサービスの月額プランも用意され、Snowflakeを未利用の顧客でも容易に成果をあげられるよう支援します。この新プランにより、ユーザーはSnowflakeの既存の環境が整備されていなくても、AIによる開発を手軽に試すことができます。
データエンジニアリングの複雑化への対策
現代のデータスタックは多くのシステムに跨がり、データエンジニアリングのワークフローは次第に複雑化しています。これにより生じる課題として、パイプラインの途切れは生産性の低下や業務に対する摩擦を引き起こし、最終的には企業の価値創出のスピードを鈍化させてしまいます。Cortex Code CLIがdbt及びApache Airflowに対応することで、開発者はツールを使いながら直接開発を行い、プロセスを加速できるようになります。
開発者の声
Snowflakeプロダクト担当上席副社長のChristian Kleinerman氏は、「開発者は単一のシステムだけでなく、複数のシステムや部門で作業しているため、AIコーディングアシスタントもその現実に即した形でなければならない」と述べています。このCortex Code CLIの拡充によって、開発者は全体のデータエコシステムを把握し、様々なシステム間を横断的に操作できるようになります。
さらに、BrazeのSpencer Burke氏は、Cortex Codeによってエージェント型アナリティクスが変革され、「文脈の把握にかける時間を減らし、正確なアウトプットに集中できるようになった」と述べています。
生産性向上の実現
Cortex Codeは2025年11月のリリース以来、既に4,400以上の新規ユーザーに採用されており、一定の需要が示されています。開発者はこれを利用することで、手作業の削減やコードの質の向上を実現し、データやAIからの事業価値の引き出しを迅速に進めることが可能になります。
最新版のCortex Code CLIでは以下の機能が新たに提供されます:
- - dbtおよびApache Airflow®のワークフローへの対応
これにより、データ変換、モデル開発・デバッグが行いやすくなります。
Claude Opus 4.6やOpenAI GPT-5.2といった最新モデルを選択肢として提供し、ニーズに合った最適なAIを選べるようになります。
各部署がアクセスやポリシーの適用を管理できる企業用機能を追加。
まとめ
これらの新機能を駆使することで、開発者はよりスムーズにAIを活用し、データエンジニアリングのプロセス全体を効率化できます。Cortex Code CLIの拡充は、データとAIを活用した開発の新たな局面を開くことでしょう。この機会に、データワークフロー全体でのAI活用を試みてはいかがでしょうか?
詳しい情報や利用開始方法については、Snowflakeの公式サイトをぜひご覧ください。