KAKEHASHIの特許取得
2018-11-15 11:05:40
医療ベンチャーKAKEHASHIが服薬指導支援で特許取得、未来の薬局体験を提供
医療の未来を変えるKAKEHASHIの革新
医療業界は常に進化を続けていますが、その中でも注目を集めているのが株式会社KAKEHASHIによる服薬指導支援の特許取得です。この特許は、医療の現場で薬剤師が患者とより良いコミュニケーションを図るための重要な手段となります。
特許の概要
KAKEHASHIが取得した特許は、薬剤師が患者に対して服薬指導を行う際の支援を目的とした装置、方法、プログラムに関するものです。具体的には、薬剤師がMusubiという電子薬歴システムを通じて患者と対話し、その結果を自動的に薬歴として記録することができます。この革新的なシステムによって、薬剤師は服薬指導と薬歴記入の両方を効率よく行えるようになり、業務負担の大幅な軽減を実現します。
取得の背景
取締役COOの中川貴史氏は、限られたリソースを持つスタートアップであるKAKEHASHIにとって、知的財産に対する戦略的なアプローチが重要であると強調しています。特許を早期に取得することで、自社のアイデアを守りながら、他の多様なプレイヤーと連携していくことが可能になると考えています。これは、企業の競争力を高めるための重要なステップと言えるでしょう。
Musubiの特徴
Musubiは、患者と向き合う薬剤師を支援するために開発された次世代型の電子薬歴システムです。患者との対話を促進し、タッチ機能付きの端末を利用して、その内容が自動的に記録されます。これにより、薬剤師はより多くの時間を患者のケアに配分することができ、さらなるコミュニケーションの質を高めることが期待されます。
2017年8月に発売されて以来、Musubiは全国約6万店舗の薬局から問い合わせを受け、現在では導入が進んでいます。特許取得により、KAKEHASHIはさらに多くの店舗への拡大を目指すことでしょう。
KAKEHASHIのビジョン
KAKEHASHIは「医療と患者を繋ぐカケハシ」をコンセプトにした企業であり、医療現場のニーズに応じて最新のテクノロジーを融合させた革新的な医療システムを提供しています。こうした取り組みを通じて、KAKEHASHIはより良い未来の医療を実現しようとしています。
医療従事者との連携を強化し、患者と医療の新しい関係を築くため、KAKEHASHIのさらなる活躍が期待されます。
まとめ
KAKEHASHIが取得した服薬指導支援に関する特許は、医療の現場における薬剤師の役割を変える一歩となります。Musubiを通じた新たな薬局体験は、今後の医療サービスの質を向上させる要因となるでしょう。KAKEHASHIの革新によって、患者と医療従事者の架け橋がますます強化されることが期待されます。
会社情報
- 会社名
-
株式会社カケハシ
- 住所
- 東京都港区西新橋二丁目8番6号住友不動産日比谷ビル5階
- 電話番号
-
03-6825-2058