人工乳房の新展開
2021-12-29 11:05:10

乳がんサバイバーに優しい人工乳房「ルアナブレスト®」の新たな展開

乳がんサバイバーに優しい「ルアナブレスト®」



乳がんで乳房を失った方々を支える新たな選択肢として、株式会社カノアクルーが2021年10月に販売を開始した装着式人工乳房「ルアナブレスト®」。この製品は、日常生活の質を向上させることを目指し、日本国内で100%シリコン製として製造され、自然なバストを再現できる特徴を持っています。特に注目すべきは、温泉に入る際にも他者の視線を気にせず、安心して使用できる点です。これにより、乳がんを経験した女性たちが自分らしい生活を続けていける環境づくりに寄与しています。

同社は、1月10日から始まる「よこはま乳がん学校」の趣旨に賛同し、協賛を行います。この学校は、患者中心の医療を推進することを目的に設立され、医療専門職が一堂に会して知識を深める貴重な機会を提供しています。医師や看護師など、様々な医療従事者がグループワークを通じて、乳がん患者への理解を深めることを目指しています。

乳がんの現状とルアナブレストの意義



乳がんは、日本国内において女性が最も罹患するがんとなっており、国立がん研究センターによると、現在のところ9人に1人が生涯でこの病にかかります。ただし、早期発見が功を奏すれば、治癒が可能な病気でもあります。カノアクルーは、乳房摘出後の選択肢として手術の有無に関わらず、「ルアナブレスト®」を通じて、自然な見た目を保ちながら新しい生活を送るためのサポートを行っています。

サロンでの体験



カノアクルーの製品は、東京都三鷹市にある専用サロンで販売されています。来店された方は、リラックスできる空間で、自身の生活スタイルに合った「ルアナブレスト®」との出会いを楽しむことができます。ここでは、どのような場面で製品が役立つのか、また具体的な使用方法についても丁寧に説明が行われています。

購入後のサポート



「ルアナブレスト®」を購入した後も、カノアクルーはアフターケアを重視し、製品の使用方法やケアに関する相談に応じています。このようにして、顧客が充実した生活を送れるよう尽力しています。試着予約は、公式ホームページの予約フォームやフリーダイヤルを通じて受け付けており、秘めた思いを持つ多くの女性たちを歓迎しています。

よこはま乳がん学校との連携



カノアクルーは、2022年1月から3月末まで行われる第11期よこはま乳がん学校に協賛し、医療従事者のフェムケアへの理解促進に貢献しています。この学校では、参加者全員が同じ場で学び合い、実践を通じて知識を深めるプログラムが組まれています。「患者中心の医療を目指して」というテーマのもと、様々な講義やワークショップが計画されています。

まとめ



「ルアナブレスト®」は、乳がんサバイバーの方々に新たな希望を提供する製品であり、株式会社カノアクルーはその普及に全力を尽くしています。女性としてのQOL向上を目指し、より多くの女性が自信を持って日常を営むためのサポートを続けていくことでしょう。乳がんを経験した方々が、再び自分らしい生活を取り戻す手助けとなることを期待しています。

会社情報

会社名
株式会社カノアクルー
住所
東京都三鷹市下連雀4-16-3-406
電話番号

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