革新のGPUサーバー登場
2025-04-22 15:50:23

新たな時代を切り開く液浸冷却GPUサーバー『Hydro Booster』の発売開始

高効率液浸冷却GPUサーバー『Hydro Booster』が登場



Quantum Mesh株式会社が、独自の液浸冷却技術を用いた新型GPUサーバー『Hydro Booster』(ハイドロブースター)の販売を発表しました。販売は2025年4月22日から、販売代理店のNew Rule Lab株式会社を通じて提供されます。これは、特にHPC(High Performance Computing)や大量データ処理に特化したサーバーシステムです。

液浸冷却システムのメリット



新型サーバーは、Quantum Meshが開発した液浸冷却技術『KAMUI(カムイ)』を採用しており、これは特許出願中の技術です。このシステムは、冷却の効率性を高めるためにフル液浸を採用し、データセンターにおける空調設備のコストを大幅に削減することが可能です。実際、従来の空調冷却方式と比較すると、運用コストが###従来の1/10以下で抑えられることがわかっています。

空調設備を必要としないため、設置スペースも大幅に圧縮され、従来の1/5から1/3に収めることができるのです。このため、Quantum Meshはコンテナ型データセンターに向けて、Hydro Boosterを最大12台収容することが可能となっています。

製品の仕様と構成



Hydro Boosterの基本仕様は、以下の通りです:
  • - 名称: Hydro Booster(ハイドロ ブースター)
  • - サイズ: 幅1200mm、高さ1400mm、奥行800mm以内
  • - 消費電力: 25kW~50kW(デバイス構成による)
  • - 使用液剤: ENEOS IX Type J

ENEOSが提供しているENEOS IXシリーズは、環境負荷を低減しながら効率的な冷却を実現する液浸冷却液で、高い冷却効率と長期間の使用に耐える安定性を兼ね備えています。これにより、高性能サーバーの冷却が確実に行えます。

Quantum Meshの未来



Quantum Meshは、データセンターの運営と開発を通じて、情報の保護と計算処理能力の両立を目指しており、最新技術の導入によって、より安全で効率的なデータ処理環境を提供しています。また、AIやIoTを活用した未来の都市づくりにも取り組んでおり、持続可能なデジタルトランスフォーメーションの実現を目指しています。

このように、Hydro Boosterはただの新しいサーバーシステムではなく、次世代のデータセンターを支える重要な役割を果たすことでしょう。

まとめ



新たなGPUサーバー『Hydro Booster』は、効率的な冷却技術によって大量データ処理を支えるだけでなく、コスト削減や空間の最適利用を実現する革新的なソリューションです。Quantum Meshの取り組みは、将来的なデジタル社会の変革に向けた一歩と言えるでしょう。



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会社情報

会社名
Quantum Mesh 株式会社
住所
東京都中央区銀座2-15-2KR Ginza Ⅱ 4階
電話番号

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