高齢者の骨折リスクを減少させる『ころやわマットセンサー』のご紹介
2024年10月23日、静岡県浜松市に本社を持つ
株式会社Magic Shieldsは、高齢者の転倒による骨折リスクを軽減する新製品『ころやわマットセンサー』の受注を開始した。このアイテムは、以前から利用されている骨折予防床「ころやわ」に新たに離床を報知する機能を追加したもので、医療・介護現場における安全対策として大いに期待されている。
ころやわについて
「ころやわ」はその独自の構造によって、普段の歩行時には硬く安定した感触を持ちながら、万が一転倒した際には衝撃を吸収する性能を持っている。この「可変剛性構造体」は、一般的なフローリングと同等の歩行安定性を保持しつつ、車椅子や歩行器を使用する場合にも大きく凹むことなく、また転倒時にはしっかりと衝撃を吸収するため、寝たきりにつながる大腿骨骨折や外傷のリスクを低減する役割を果たす。
新機能『ころやわマットセンサー』
離床報知機能
新たに導入された『ころやわマットセンサー』は、患者や利用者が床から離れたことを感知し、即座に報知する機能が追加された。この機能により、現場での看護や介護従事者の負担を軽減し、かつ転倒や転落の予防につながる。
どこでも置ける可搬性
このマットは、継ぎ目がないため、カーペットやラグのように丸めて持ち運ぶことが可能。多床室や個室など、様々な空間に対応できるようにサイズ展開もされている。
清掃も簡単
さらに、食べこぼしや水分を含む汚れが落としやすい設計のため、衛生的に使用できる点も特筆すべき特徴である。
将来に向けた展望
今後の展開として、Magic Shieldsはセンサー範囲の拡張や新たなサイズバリエーションの追加、さらには操作が直感的に行えるような機能の開発を進めることで、医療・福祉現場でのニーズに応えていく方針だ。
新たな機能を持つ「ころやわマットセンサー」は、将来の医療現場において高齢者の安全と快適さを大いに向上させることが期待されている。これにより、「すべての人が骨折を気にすることなく、自分の意思で自由に動ける社会」が実現することを目指している。
お問い合わせ
株式会社Magic Shieldsでは、デモ機の貸し出しを行っており、製品導入を検討している医療機関や福祉施設向けに2週間の無料レンタルも提供している。
詳細については公式サイトをチェックしてほしい。
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