新型コロナ禍におけるアーチェリー大会の新展開
新型コロナウイルスの影響で、全国大会が中止となり、多くの高校生や大学生がスポーツを通じた経験を失った2020年。その中で、アーチェリー競技に対する情熱を持つ多くの学生が集まり、「SUMMER SHOOT ʻ20」という新しい大会を立ち上げることとなりました。この大会は、高校生や大学生にとっての貴重な経験の場であり、将来の進路にも影響を与える重要なイベントとなることでしょう。
大会の詳細
「SUMMER SHOOT ʻ20」は、2020年9月26日から27日にかけて長野県上田市の菅平高原スポーツランドで開催されます。この大会では、以下の競技が行われます:
- - 競技種目: アウトドアターゲットアーチェリーリカーブ部門のみ
- - 個人戦: 予選70m×72射、決勝オリンピックラウンド
- - 参加者募集: 高校生部門(90名)、大学生部門(60名)、トップアーチャーやゲストも参加
- - 団体戦: 男女混合可で、3名1組のチームによるトーナメント
この新しい大会は、参加者に夏の素晴らしい思い出を提供するだけでなく、企業や大学への推薦の場としても機能します。あらゆる関係者がその可能性を感じ、この大会に期待を寄せています。
新型コロナ対策の取り組み
大会実施にあたって、新型コロナウイルス感染症の影響に対する対策を徹底します。
- - 参加者全員の毎朝の検温
- - 会場全体でのソーシャルディスタンスの維持
- - 必要時以外のマスク着用の義務
- - 検温機器と消毒用アルコールの設置
安全で安心な大会を目指して、専門家と協力しながら進めてまいります。万が一、感染拡大が再度確認された場合は、日程を見直す必要があります。
大会運営の課題と資金確保
「SUMMER SHOOT ʻ20」を実現するためには、資金の確保が大きな課題となっています。通常であれば、大会への参加費を徴収することで運営費を賄いますが、今回は学生の負担を減らし、参加費は無料とする方針です。また、交通費の一部サポートも計画しています。
そのため、現在クラウドファンディングで資金を集めるプロジェクトを立ち上げています。今回は地元の特産品ブースを設け、地域との協力を図って、開催経費を賄う計画です。このプロジェクトに賛同いただける企業や個人からの支援を期待しています。
アンバサダーの存在
この取り組みを支援してくださる方として、アメリカナショナルチームのザック・ギャレット選手が応援を表明しています。その他のアスリートにも協力をお願いしており、決定次第公式サイトでも発表していく予定です。
最後に
最後にご協力をお願いしたいのは、メディア関係者の皆さんです。アーチェリーはマイナーなスポーツかもしれませんが、この大会を通じて新たな認知を広げ、学生たちの未来へと繋がる道筋を作りたいと考えています。参加者たちがこの大会での経験を胸に進んでいけるよう、大人たちがその支えになれれば嬉しいです。どのような形でもご協力いただけると幸いです。
私たちはこの大会を成功に導くため、全力を尽くしていきます。今後の進捗や詳細については公式HPやSNSで随時更新していきますので、ぜひご注目ください。