祇園祭を陰陽道の視点から考える特別トークイベント開催

特別トークイベント「祇園祭～陰陽道の視点から」

京都の中心、ヒルトン・ガーデン・イン京都四条烏丸で、特別なトークイベントが開催されます。2025年10月11日（土）、午後2時30分からスタートするこのイベントは、八坂神社の宮司、野村明義氏を講師として迎え、祇園祭の起源や陰陽道の影響について深く掘り下げる内容です。

このトークイベントは、関西の伝統寺院の僧侶を招き、寺院にまつわる興味深いエピソードを交えつつ、神聖な雰囲気の中で進行されます。特に「京さろんお坊さんCafé」の特別編として行われることから、多くの参加者が楽しめる内容になることでしょう。神職によるトークイベントは初の試みで、参加者たちに新たな視点を提供します。

日本三大祭の一つとして知られる祇園祭は、もともとは疫病を鎮めるために始まった御霊会（ごりょうえ）が起源とされています。そのため、祭りに関連する行事や文化には陰陽道の影響が色濃く反映されています。今回のイベントでは、祇園祭が古くから大切にされてきた信仰や文化的背景、さらには陰陽道から見たその意義について学ぶことができます。

この特別イベントは二部構成となっており、第一部では祇園祭の起源に焦点を当て、具体的には神泉苑や八坂神社における祭祀の起源、音響祭祀、水脈浄化の儀式などについて語られます。また、八坂神社の神職と僧侶が合同で祈りを捧げる「八坂礼拝講」についても触れられる予定です。

第二部では参加者からの質問に講師が答える質疑応答の時間も設けられており、会話を通じて更に深い理解を得る機会が与えられます。