多言語Webハザードマップ
2026-06-09 14:28:37

ゼンリンとCBCテレビが協力して実現した多言語Webハザードマップの新たな試み

在住外国人のための多言語Webハザードマップ



福岡県北九州市に本社を置く株式会社ゼンリンと、CBCテレビの協力により、在住外国人向けのWebハザードマップの実証運用がスタートしました。これは、2026年6月9日に公開され、外国人住民が必要な防災情報を母国語で迅速に得られることを目的としたものです。

プロジェクトの背景


愛知県を含む東海地方では、国際的な企業が集まる一方、多くの外国人がこの地域に住んでいます。しかし、自然災害に対する備えが求められる中、その情報が外国語で得られないことが大きな課題となっていました。そこで、ゼンリンは全国の詳細な地図に基づいた情報を基に、CBCテレビが運営する「Explore Nagoya」のプラットフォーム上で、外国人向けに防災情報を多言語で提供する取り組みを開始。これにより、より多くの外国人が事故や災害時でも必要な情報にアクセスできるようになります。

取り組み内容


このプロジェクトでは、生成AI技術を活用した自動翻訳機能が導入されています。利用者が選択した言語に応じて、ハザードマップ内の情報を迅速に翻訳し、表示することが可能です。対応言語は、英語、韓国語、中国語(繁体)、ポルトガル語の4種類で、広範なユーザーに対応しています。そのため、従来の多言語データベースの整備が不要となり、柔軟な運用が実現されるのです。

提供される情報と機能


このWebハザードマップでは、以下のコンテンツが提供されます。
  • - ハザード情報:洪水、津波、高潮、土砂災害
  • - 避難所情報:指定緊急避難所、指定避難所
  • - 多言語対応の医療施設情報:病院、診療所、歯科医療機関

さらに、住所検索、施設検索、ルート検索機能を搭載し、利用者が必要な情報にスムーズにアクセスできるような設計になっています。

実証運用の目的と期間


2026年6月9日から2027年3月31日までの間、このハザードマップの実証運用が行われます。実証の目的は、外国人住民の皆さんが必要とするハザード情報やその利用状況を確認し、生成AIによる翻訳の精度とユーザビリティを評価することです。これにより、今後のサービス向上につなげていくことが期待されています。

Explore Nagoyaの役割


「Explore Nagoya」は、地域に暮らす外国人や訪問者向けに多言語情報を提供するサイトです。ここでは、地域の観光やグルメ、ニュース、防災情報などを即時に翻訳して発信し、日常生活から緊急時に必要な情報までをシームレスに提供することを目指しています。

未来の展望


ゼンリンとCBCテレビは、今後の展望として、多言語地図やコンテンツを活用した新たなビジネスモデルの構築を検討しています。実証実施を通じて、外国人コミュニティのニーズを把握し、より効果的な情報提供の方法を模索していく方針です。また、今回の取り組みをモデルケースとして、他地域や他団体への展開も見据えて進めていく計画です。
この取り組みにより、愛知県及び東海地方に住む外国人の方々が、安全で安心な暮らしを送る手助けができることを期待しています。


画像1

画像2

会社情報

会社名
株式会社ゼンリン
住所
福岡県北九州市戸畑区中原新町3番1号
電話番号

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。