ウィズレイの新調剤装置
2022-02-04 10:00:11

ウィズレイ、分光分析を活用した調剤支援装置で新たな資金調達を実施

ウィズレイの新たな挑戦、資金調達を経て「コナミルPLUS」を市場に投入



株式会社ウィズレイは、分光分析を用いた調剤支援装置の開発を進めています。このたび同社は、コンバーティブル・エクイティ型新株予約権の発行による資金調達を実施しました。この調達した資金は、開発中の一包化散薬鑑査支援装置「コナミルPLUS」の市場投入に向けた準備や、販売促進活動に充てられる予定です。

調剤支援装置の進化



煩雑な薬剤師業務の効率化を図るため、ウィズレイは分光分析技術に注目しています。具体的には、近赤外分光法やラマン分光法を応用し、薬剤師が行う対物業務の負担を軽減する装置の研究開発が進められています。「コナミルPLUS」は、一包化散薬が処方どおりかどうかを非破壊的に検査する装置です。市場投入に向けた開発が急ピッチで進んでおり、業界内外での期待が高まっています。

薬剤師業務の未来



薬剤師が持つ専門知識やコミュニケーション力を活かすためにも、対物業務からの解放が急務とされています。ウィズレイは、患者と直接向き合う時間を増やすことが、地域住民の健康向上に寄与すると信じています。また、同社は「コナミルPLUS」の開発のみならず、さらなる調剤支援装置の研究開発や市場調査にも力を入れています。

今後の活動及び社会へのインパクト



ウィズレイが注力する分光分析技術は、病院や薬局での活用があまり進んでいません。しかし、同社では、多くの薬剤師業務が分光分析によって軽減できると考えています。今後は、様々な調剤支援装置を開発し、広く社会に貢献することで、薬剤師の職能をより強化していく方針です。薬剤師が対人業務に専念することで、地域コミュニティの健康を支える役割を果たすことが期待されています。

株式会社ウィズレイとは



株式会社ウィズレイは、医薬品の識別技術を活用し、薬剤師が対人業務に集中できる環境を整備することを目的に2019年に設立されたスタートアップ企業です。現在は、ラマン分光法や近赤外分光法を使った医薬品判別装置の開発に取り組んでおり、薬剤師が地域医療の中心的存在として機能できるよう支援を行っています。

会社概要


  • - 設立: 2019年7月11日
  • - 所在地: 岡山県岡山市北区本町6-36第一セントラルビル 4F
  • - 取締役: 森山 圭、亀井 健人
  • - 事業内容: ラマン分光法や近赤外分光法を用いた医薬品判別装置の開発、スペクトルデータベースの管理等

今後のウィズレイの動向に注目し、薬剤師業務のさらなる効率化と地域社会の健康づくりに期待を寄せたいと思います。

会社情報

会社名
株式会社ウィズレイ
住所
岡山県岡山市北区本町6-36第一セントラルビル4F
電話番号

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