東京の神保町にあるブックハウスカフェで、9月14日(土)に楽しいワークショップが開催されます。このワークショップは、絵本作家であり、イラストレーターでもある真珠まりこさんが主催するもので、彼女の作品『キノコのしろちゃん』を基にした貼り絵制作を体験することができます。このイベントは、絵本を愛する大人や子どもたちにとって素晴らしい機会です。
今回のワークショップでは、和紙を使用した貼り絵の手法が取り入れられています。真珠さんは、和紙を自ら染め、切り、貼るという工程を通じて、絵本の原画制作を参加者と一緒に体験したいと考えています。彼女は『もったいないばあさん』でもこの手法を使っており、染めた和紙がどのように仕上がるか分からないドキドキ感や、色合いの美しさが魅力であると語っていました。
ワークショップでは、染めた後のパーツを背景に貼り付けるプロセスを学ぶことができるため、参加者は自身のオリジナル作品を作り上げる楽しさを味わえます。また、作業中には風に飛ばされないように気をつけるという、ちょっとしたハプニングも加わるかもしれません。
当日には、ワークショップのほかにも、真珠まりこさんによるおはなし会も開催されます。事前の予約は不要で、誰でも参加することができます。絵本を通しての創作体験はもちろん、その後のストーリーを聞くことで、子どもたちとのコミュニケーションも深まるでしょう。親子での参加や大人の方おひとりでの参加も大歓迎です。
『キノコのしろちゃん』は、リアルなキノコたちをモデルにした温かい物語が展開されます。しろちゃんが雨上がりに、「よい おしめりで」と挨拶するシーンは、かわいらしさに溢れています。この作品で大切にされているテーマは、個性を認識し、他人と違う自分の魅力に気づくことです。実際の参加者からは、自身の感想として、子どもが自分のユニークな性格を理解できるきっかけになることを期待する声や、絵本の中で描かれる多様性について考えさせられる経験をしたという感想が寄せられています。
このワークショップは、創作活動だけでなく、“人とのつながり”や“自分を理解する”という貴重な体験を提供する場ともなっています。真珠まりこさんの独特な表現方法や物語を通じて、多くの人々にインスピレーションを与えるでしょう。興味がある方は、ぜひこの機会をお見逃しなく!
参加希望の方は、事前予約が必要ですので、以下のリンクからお申込みをお願いします。詳細についての問い合わせは、ブックハウスカフェまでお気軽にどうぞ。
【ワークショップ申し込みリンク】
ブックハウスカフェ
お問い合わせ:03-6261-6177
絵本『キノコのしろちゃん』を通じて、みんなで楽しい時間を過ごしましょう!