BLUEISHがAIを強化
2025-12-11 10:52:36

BLUEISH、Oracle Cloudと連携しエンタープライズ向けAIエージェントを本格稼働

BLUEISH、Oracle Cloudとの連携を発表



株式会社BLUEISHが、エンタープライズ向けAIエージェントプラットフォーム「BLUEISH Agents」に関してOracle Cloud Infrastructure(OCI)への正式対応を開始したことを発表しました。これにより、企業は自社のデータを安全かつ効率的にAIエージェントに活用できる環境が整いました。

マルチクラウドの強化



BLUEISHは、Google Cloud、AWS、Microsoft Azureといった主要クラウドサービスを活用してきましたが、今回のOracle Cloud導入により、マルチクラウド環境の可能性が一層広がります。OCIの提供するOracle AI Databaseをデータ基盤として採用することで、企業のビジネスデータをAIエージェントが迅速に利用できるようになります。これにより、従来の方法では得られなかったビジネスの成果を得ることが期待されています。

具体的には、「BLUEISH Agents」のプラットフォームが、文書や画像など多種類のデータを取り扱えるようになり、また、マルチクラウド機能を強化。企業の業務に直結する高精度な意思決定を支援します。

課題解決への取り組み



「BLUEISH Agents」において重要視されるのは、AIモデルを効果的に活用しつつ企業データをどのように安全に扱うかです。そのために、三つの課題を明確にし解決策を見出しました。

1. データの効率的な検索と活用
サポート業務において過去のケースを迅速に検索する必要があります。Oracle AI DatabaseのConverged DatabaseやAI Vector Search技術を用いることで、高精度な検索を実現し、業務の効率性を向上させます。

2. セキュアなマルチクラウド基盤の確保
マルチクラウド環境におけるデータ転送コストは大きな懸念材料ですが、OCIでは10TBまで無償でのデータ転送を提供しています。これによりエンタープライズはコストを抑えつつ、安全にデータを管理できます。

3. 開発スピードの向上
生成AIの活用を進めるためには、前処理やデータ変換を簡略化する必要があります。Oracle AI Databaseの機能を活用することで、開発スピードが向上し、業務の効率化を推進します。

将来の展望



BLUEISHは、エンタープライズ向けに「Agent Native」モデルの実現を目指しており、データ取り扱いの安全性と誰でも使える仕組みを向上させていくことを目標にしています。今後は、業務自動化を促進する業界別AIエージェントテンプレートの提供や、オンプレミス環境に対応した基盤の構築を推進していく予定です。

経営陣のコメント



株式会社BLUEISHの代表取締役、為藤アキラ氏は、「Oracle Cloudとの連携により、AIエージェント運用がより信頼性のあるものになると確信しています」とコメントしています。また、日本オラクルの竹爪慎治様も、BLUEISHとOracleの連携が業務効率化に貢献すると述べています。

「BLUEISH Agents」は、企業のデータを安全に活用し、業務の効率化を実現するための強力なツールとして期待されています。今後の展開が楽しみです。


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会社情報

会社名
株式会社BLUEISH
住所
東京都港区六本木七丁目15-7新六本木ビル9F
電話番号
03-6869-0101

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