介護施設向け「エスパシアシリーズ」新製品のご紹介
パラマウントベッド株式会社から、介護施設に特化した新たな電動ベッド「エスパシアシリーズ ベッド 体重記録機能付き」が2024年11月末に発売されます。この製品は、従来の介護ケアにおける体重測定の手間を大幅に軽減するために設計されています。
自動測定で介護負担を軽減
介護施設では、利用者の体重測定が健康管理において不可欠ですが、これは職員にとっても利用者にとっても大きな負担になっていました。「エスパシアシリーズベッド」は、台車フレームに重量センサーを内蔵しており、利用者がベッドに乗り降りする際に自動的に体重を測定し、そのデータをベッドに記録します。これにより、日々の体重変化を可視化し、適切なケアの実施をサポートします。
先進的な動作検知機能
さらに、本製品には「端座位予報検知」と呼ばれる新機能が追加されています。これは、利用者がベッドの端に座る際の荷重の変化を検知し、移動した瞬間に通知を送ることができる機能です。この技術により、職員はより効率的に見守りを行うことができ、利用者の安心感を高めることができます。
介護DX化の推進
今後、パラマウントベッドは「眠りCONNECT」というクラウド型見守り支援システムとの連携を目指しています。これにより、体重だけでなく、睡眠の質や排泄、温湿度などのデータを一元管理することが可能となり、介護現場におけるデジタル化が一層進むことでしょう。
介護現場への影響
この新製品は、介護施設の現場における業務の効率化と、利用者に対するより細やかなケアの実現を目指しています。体重測定の煩わしさを解消することで、職員の負担を軽減し、利用者がより快適に過ごせる環境を提供することが期待されています。
計量法に関する注意
なお、販売価格はオープンで、体重測定に関しては計量法に基づく検定を受けた製品ではないため、本製品で測定した体重は取引や証明行為には使用できません。この点については、利用する際に留意が必要です。
このように、パラマウントベッドは日々進化する介護ニーズに応え、より良い環境を提供する製品を展開していくことを約束しています。