新たなスキンケアの可能性
株式会社エテルナムは、先端の老化細胞研究において、順天堂大学との共同で行った研究成果を発表しました。2024年5月から約2年間にわたるこの研究は、ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液が皮膚細胞に及ぼす抗老化作用を科学的に解明するものです。新しいスキンケアの可能性として、その効果が期待されています。
研究背景
エテルナムの研究は、ヒト臍帯から抽出された間葉系幹細胞培養上清液(UCMSC-CM)の有効成分に焦点を当てています。これには成長因子やサイトカインが含まれ、皮膚再生や抗老化に効果的であることが示唆されていますが、詳細なメカニズムはこれまで十分に解明されていませんでした。
研究成果の発表
この研究の成果は、2026年8月1日に施行された第44回日本美容皮膚科学会で初めて口頭発表され、「ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液による細胞老化への影響」と題した発表が行われました。特に、老化因子、DNA損傷、ROSの産生抑制に関する結果が注目されました。
主な研究内容
老化因子の抑制
本研究では、高酸化水素(H₂O₂)やUVAの刺激により誘導された細胞老化の影響を調査しました。UCMSC-CMを添加したヒト表皮角化細胞では、老化に関わる遺伝子(p21、p16)の発現が抑制され、老化細胞を若返らせる可能性が示されました。
β-ガラクトシダーゼの蓄積抑制
老化細胞に特有のβ-ガラクトシダーゼの蓄積も抑制され、約7%の減少が確認されました。このことは、細胞老化の進行を防ぐ効果を示唆しています。
ROS生成とDNA損傷の抑制
ROS産生は約20%抑制され、DNA損傷も約8%減少しました。これにより、UCMSC-CMが酸化ストレスによる細胞機能低下を軽減する可能性が明らかになりました。
網羅的遺伝子解析の成果
新生児、若年期、成人由来の表皮細胞にアクセスし、RNAシークエンスを通じて遺伝子発現を確認しました。その結果、成人由来の細胞では、組織修復や細胞増殖に関連する遺伝子が強く発現し、加齢による肌ダメージからの回復が期待できることがわかりました。
まとめと今後の展望
この研究結果は、ヒト臍帯由来間葉系幹細胞培養上清液の持つ可能性が単なる美容の枠を超え、皮膚の健康維持や再生に活用されることを示しています。エテルナムは、これらの知見を基に、化粧品の開発を続け、未来の美しさに寄与することを目指しています。再生医療の進展に合わせ、エテルナムは「未来の美を諦めない」という理念を持ち続けながら研究を継続していく所存です。エテルナムのスキンケア商品は、希少価値の高い臍帯由来間葉系幹細胞由来の成分を使用しており、今後も注目が集まることでしょう。