K-1 BEYOND横浜大会に向けた会見
2025年5月31日、神奈川県横浜BUNTAIで開催予定の「K-1 BEYOND」の記者会見が、都内で実施されました。この会見では、前チャンピオンのレオナ・ペタスと天野颯大の対戦を含む新たなカードが発表されましたが、その内容よりもレオナの衝撃的な行動が注目を集めました。
会見の冒頭
会見はK-1の宮田充プロデューサーの挨拶で始まり、「レオナ選手がリザーブマッチに出場することに対して、多くの不信感が生まれている」との説明がありました。K-1スーパー・フェザー級での長らくの防衛戦の欠如についても触れつつ、新たなトーナメント開催への期待を込めました。
「時間が止まっていたこの階級ですが、新たな挑戦者が登場している」という宮田プロデューサーの言葉に続き、対戦相手である天野も自身の意気込みを語りました。「この試合には賛否があるかもしれませんが、私にとっては挑戦の機会です」と発言し、レオナとの一戦を楽しみにしている様子が伺えました。
レオナ・ペタスの激怒
ところが、レオナがマイクを持ち、「この試合には実力差がありすぎる」と苦言を呈します。「自分がどうしてリザーブになっているのか理解できない。それに、勝手に決めたということに不満がある」と主張し、宮田プロデューサーと激しくやり合いました。その瞬間、レオナは宮田の胸ぐらを掴むという暴挙に出たのです。
会場は一瞬静まり返り、急いで関係者が二人を引き離しました。レオナは「お前のK-1潰してやるから楽しみにしておけ」と叫びながら、おもむろにマイクを床に叩きつけて退場しました。この出来事に対する宮田氏の冷静な反応は印象的でした。
天野颯大の意気込み
この乱闘騒動を受けて、天野は今後の戦いについて「リベリオン(レオナが率いる反乱軍)には全員かかってきてほしい」と挑発。自らの力で世代交代を図ることを宣言しました。「武尊選手との試合のような激しい攻防になるだろう。KO勝利を目指す」と強い意気込みを示しました。
新たに決定したカード
会見では、レオナと天野の他にも、次のような3つのカードが発表されました。1つ目はK-1ライト級の里見柚己vs.スリマン・ベテルビエフ、2つ目はK-1スーパー・ライト級の佐々木大蔵vs.近藤拳成、そして3つ目が-61kg契約の村越優汰vs.斎藤祐斗です。これらの試合も熱い戦いが期待されます。
K-1 BEYONDの詳細
大会の詳細は、5月31日(土)に横浜BUNTAIで行われ、開場は11時、試合開始は13時を予定しています。チケットはすでに発売されており、各種席種が設けられているので、ぜひチケットをゲットして試合を観戦しましょう。
このように、K-1 BEYONDの開催が近づく中、選手たちの熱い思いと波乱の展開が注目されており、試合の行方に期待が高まるばかりです。今後の情報も要チェックです!