生体データ×AIでヒトのパフォーマンスを向上させる新アプリ「Nobi Performance」

生体データを活用した新しいパフォーマンスマネジメントアプリ

株式会社enstemは、2019年に設立され、ヒトのポテンシャルを引き出し最高の生き方を実現することをビジョンにしています。最近、同社は、ヒトのパフォーマンスを向上させる新たなアプリ「Nobi Performance」のリリースと共に、2,500万円の資金調達を行い、その展開を加速させています。

Nobi Performanceの特徴

「Nobi Performance」は、専用のスマートウォッチから収集した生体データと日々の簡易的なアンケートを基に、ユーザーのパフォーマンスを分析。主な機能は以下の4つです。
1. その日のパフォーマンス予報 - ユーザーの状態を考慮したパフォーマンスの予測を提供。
2. 翌日のパフォーマンス向上アドバイス - 翌日の行動に対する具体的なアドバイスを提案。
3. ユーザーのベストな状態定義 - 各ユーザーに最適なコンディションを定義します。
4. 5種類の生体データの確認 - 心拍数、睡眠、血圧、アクティビティ、ストレスといった体の状態を見える化。

このアプリの目的は、ユーザーが自身の可能性を最大限に引き出し、人生をより良いものにするサポートを行うことです。彼らは「まだ見ぬ可能性を呼び起こす世界」を創出することを目指しています。

法人向けプロダクトの開発

enstemは、法人向けにも「Nobi Performance」の技術を応用し、組織やチームメンバーの生体データを分析。これにより科学的にパフォーマンス向上を実現するプロダクトの開発に取り組んでいます。健康であることが生産性を高める重要な要素であるため、多くの企業の関心を集めるでしょう。

今回の資金調達の意義

資金調達の目的は、今後の「Nobi Performance」の機能拡充やマーケティング活動の強化、そして法人向けプロダクトのリリース加速です。これにより、より多くの人々に生体データ活用の恩恵をもたらすことが期待されています。

専門家からのコメント

医師であり医学博士の眞鍋歩氏は、現代医学ではまだ解明されていない多くのヒトの体に関する情報を生体データから得られることで、生活の質を向上させる可能性があると述べています。また、エンジェル投資家の鶴岡達也氏は、健康が高い生産性を担保する必要不可欠な要素であるとし、enstemの技術に期待を寄せています。