新たに登場した家具ブランド「OLD OVER」は、経年変化を楽しむことができる国産デニムチェアを提供することを目的に発足しました。このブランドは、株式会社co-nによって展開され、サステナブルな素材であるデニムを使用して、長期間にわたり愛用できるプロダクトの実現を目指しています。
デニムの魅力とサステナビリティ
「OLD OVER」のデニムチェアは、単なる家具以上の意味を持ちます。メイン素材として使われるデニムは、擦れや破れ、汚れも「味」として受け入れられるため、使い続けるほどに個性が増すのが特徴です。この経年変化を楽しむことは、モノへの愛着を深めると同時に、持続可能な社会を築く一助ともなります。また、全てのパーツは経年変化を伴っており、使う人それぞれの歴史を刻んでいく点でも注目です。
こだわりの産地とアフターサポート
「OLD OVER」は、持続可能な使用を可能にするため、素材やパーツの産地にも徹底したこだわりを持っています。デニムは広島県のカイハラデニム、木部は岐阜県の飛騨高山、レザーは兵庫県のたつのレザーを使用しています。これにより、品質だけでなく、地域経済への貢献も実現しています。
さらに、同ブランドではリペアやメンテナンスのアフターサポートを提供しており、長期間に渡って安心して使用できる体制が整っています。自社アトリエでは、熟練の職人によるケアやメンテナンスが行われ、補修内容によって有料となる場合もありますが、必要なサポートを受けられます。
商品ラインナップと価格帯
「OLD OVER」の商品は主に以下の三つのラインで展開されています:
1.
Master piece
2.
Vintage line
3.
Taylor made
それぞれの価格帯は、Master pieceが¥235,000から、Vintage lineが¥165,000から、Taylor madeが¥50,000からとなっています。これらの高品質なデニムチェアは、生活空間に温かな雰囲気を添えることでしょう。
ショールームのオープンとクラウドファンディング
1月下旬には本社内にショールームもオープン予定で、ここではカスタムメイドや職人によるリペア相談が行われる予定です。実際に商品を手に取って体感できる貴重な機会となりそうです。
さらに、経年変化やデニムを通じたサステナブルな体験をお届けするため、クラウドファンディングも開始されました。このプロジェクトは2022年12月20日から2023年2月28日まで行われており、目標金額は1,500,000円です。プロジェクトサイトでは、リターンや詳細を確認できますので、ぜひ訪れてみてください。
URL:
OLD OVERクラウドファンディングプロジェクト
結論
ブランド「OLD OVER」は、デニムチェアを通じて経年変化とサステナビリティの重要性を伝え、使用者とともに成長していくことを目指しています。エコフレンドリーで個性を追求した全国初の試みとして、ぜひ一度その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。