3Dプリンター住宅「Lib Earth House model B」について
株式会社Lib Work(熊本県山鹿市)が先日発表した「Lib Earth House model B」は、2025年7月の完成を目指す国内初の土を主原料とした3Dプリンター住宅です。この画期的な住宅モデルが発表されて以来、関心が高まり、来場予約と資料請求の件数が累計で1,000件を超えました。
世界的な反響の背景
今回の発表を受けて、アジアを中心に国外からも多くの問い合わせが寄せられています。特にテクノロジーに興味がある企業や投資家からの反応が活発で、今後のパートナーシップについての問い合わせも75件を数えました。この反響は、Lib Workが掲げる「世界初のAIによるフルオート住宅建設」に対する期待を示しています。
Lib Earth House model Bの特長
この新しい住宅の主な特色は以下の通りです:
- - 環境に優しい素材:本モデルは、セメントを一切使用せず、土を主成分とした環境配慮型住宅で、廃材削減やCO₂の排出抑制に貢献します。
- - 設計の自由度:有機的な曲線や従来の工法では難しいデザインを可能にし、独自の住空間を創造できます。
- - 効率的な工期:建設プロセスの効率化により、工期の短縮とコスト削減を実現しています。
- - 衝撃の監視システム:壁内部に監視システムを備えており、温湿度をリアルタイムで把握。これにより、劣化や結露を未然に防止し、長寿命化を実現します。
- - スマートIoT設備:エアコンや照明をスマートフォンや専用モニターで遠隔操作可能にし、利便性と快適性を向上させています。
- - オフグリッドシステム:テスラ社の蓄電池「Power wall」と太陽光発電パネルとの組み合わせにより、電力会社に依存しない自給自足の生活を可能にしています。
今後の展望
Lib Workは、「未来の家をつくる」というテーマのもと、環境に配慮した住宅開発を推進していく方針です。反響を受け、さらなる技術の検証や商品化のスピードを上げて、持続可能な住宅の新たな形を提案し続ける意向です。同社は、SDGsの様々な目標を達成するために、これらの活動を通じて貢献し続けるとしています。
Lib Workのミッション
株式会社Lib Workは、「暮らしを変える、世界を変える、未来をつくる」というミッションを掲げています。戸建て事業を中心に、デジタルマーケティングやサブスクリプション型ビジネス、そして具体的な住宅商品開発にも取り組んでおり、持続可能な未来を見据えた積極的な活動を行っています。
今後も業界の革新を推進し、さらに多くの人に新しい住まいの形を提供することを目指しています。