新機能追加でますます進化するTRUSTDOCKのeKYCサービス

株式会社TRUSTDOCKが提供するオンライン本人確認サービス「TRUSTDOCK」は、新たに「顔のブロックリスト機能」を追加しました。この機能により、事業者は不正ユーザーの特定と排除を効率的に行うことができます。ここでは、この新機能の概要や背景、利点について詳しく解説します。

eKYCサービスの普及と課題

ここ数年、eKYCサービスは急速に普及しており、様々な業界において本人確認手続きがオンライン化されています。この流れにより、利用者にとっては大変便利になった反面、事業者側には不正利用のリスクが高まるという新たな課題が浮上しています。特に、悪質なユーザーによるサービスの不正利用や、利用規約違反は、企業の信頼性に大きな影響を及ぼすことになります。そのため、事業者は不正対策を強化する必要に迫られています。

従来の身分証確認手法では、他人の身分証を悪用したり、身分証そのものを偽造するリスクが存在します。たとえ高い技術力を誇る確認手法であっても、意図的に規約を無視するユーザーの再流入は依然として懸念材料なのです。このような状況下で、「TRUSTDOCK」が提案する顔のブロックリスト機能は、非常に有効な手段となり得ます。

顔のブロックリスト機能の詳細

新たに開発された「顔のブロックリスト機能」は、ユーザーが提出したセルフィー画像と、事業者が事前に登録した顔写真を照合する仕組みです。一致が確認された場合、即座に事業者に通知が行われ、不正行為を防ぐ手助けをします。この機能の特長は、事業者自身が自由にブロックリストを管理できる点です。既に不正行為を行ったユーザーの顔写真を登録しておくことで、再度の登録や利用を防ぐことが可能です。

このブロックリストの構築は自社の基準に基づいて行えるため、業界の一般的な基準に依存せず、独自のポリシーを設定することができます。特に、自社管理が可能な点は、迅速なリストの更新が行えるため、タイムロスを防ぎます。

TRUSTDOCKの強み

TRUSTDOCKは、eKYCに関する専門知識を駆使し、2023年9月時点で導入社数業界No.1を誇るサービスを展開しています。様々なAPIを組み合わせ、金融や人材、不動産など多岐にわたる業界でスムーズな本人確認を実現してきました。特に、APIやSDKの提供、さらには24時間365日の確認作業に対応した本サービスは、本人確認業務における「法令対応」「テクノロジー」「業務プロセス」を統合したものです。