Mintoと住友商事がRobloxで新たな挑戦
株式会社Mintoは、住友商事株式会社と提携し、グローバルで人気のあるメタバースプラットフォーム『Roblox』上でコンテンツの企画と開発に着手することを発表しました。この協業により、特に北米とヨーロッパのZ世代やアルファ世代に向けた新たなエンターテイメント体験が期待されます。
『Roblox』とは何か?
『Roblox』は、全世界で約3.8億人のユーザーを持つ、インタラクティブなゲームプラットフォームです。180カ国以上からのアクセスがあり、日々のアクティブユーザーは7950万人に達します。特に、プレイヤーの半数以上が13歳以下であり、若年層からの高い人気を誇っています。最近では、2024年9月にカリフォルニアで開催されたRDC(Roblox Developers Conference)においても、アジア市場における活発なユーザーの増加や、日本市場の成長が注目されました。
住友商事の強みとMintoの経験
住友商事はすでに、日本のクリエイターや制作会社と連携し、複数の人気ゲームコンテンツを『Roblox』上に展開しています。彼らの製作名は「Omochi Studio」であり、これまでにも多くの成功を収めています。一方で、Mintoは、エンターテイメントコンテンツの制作において豊富な経験を持っており、キャラクターIPの展開にも強みがあります。
今後の展望
Mintoと住友商事の提携により、両社はそれぞれの専門分野を活かし、魅力的なコンテンツを開発することができます。キャラクターとのコラボレーションや独自のプロデュース力を活用し、『Roblox』を通じた全く新しい消費体験が提供されるでしょう。本提携により、国内外問わず、さまざまな企業が『Roblox』市場に参入する可能性も高まっています。
株式会社Mintoのプロフィール
Mintoは2011年に设立され、エンターテイメントビジネスのアップデートを目指すスタートアップです。キャラクターやWebtoon、ショートドラマなどのIP創出業務を展開し、他社の作品やクリエイターを支援する事業や、海外展開も積極的に行っています。これにより、コンテンツの新たなエコシステムを構築することを目指しています。
- - 会社名:株式会社Minto
- - 設立年月:2011年8月、商号変更2022年1月
- - 所在地:東京都港区北青山2-14-4 WeWork the ARGYLE aoyama 6F
- - 資本金:1億円
- - 役員:水野和寛(代表取締役)、中川元太、高橋伸幸、定平一郎、堀容隆、瀬山雅博(社外取締役)
- - 公式HP:https://minto-inc.jp/
Mintoと住友商事が手を組むことで、今後のゲーム市場にどのような影響を与えるのか、多くのファンが注目しています。