大分発!ドローンサービス標準化
2023-09-14 09:30:01
ドローンサービスの標準化を実現!大分発プラットフォーム「XROSS」が業界課題を解決
ドローンサービスの標準化:大分発プラットフォーム「XROSS」が業界の課題を解決
近年、急速に発展しているドローン技術。その活用範囲は多岐に渡り、様々な分野で革新的なサービスが生まれています。しかし、その一方で、ドローンサービスを取り巻く環境には、利用者と事業者の双方にとって課題も存在していました。
利用者の課題
まず、利用者にとっての大きな課題は、サービスの選定の難しさです。現在、ドローンサービスは明確な分類がなく、事業者によって提供内容や料金体系がバラバラです。そのため、利用者は自分のニーズに合ったサービスを見つけ出すのに苦労し、結果としてドローンの活用を諦めてしまうケースも少なくありませんでした。
事業者の課題
事業者側にも課題は存在します。顧客ニーズを的確に捉え、効率的に顧客獲得を行うためには、サービスの可視化と標準化が不可欠です。しかし、業界全体として標準化が進んでいない現状では、顧客獲得やサービス提供における課題克服は容易ではありませんでした。
大分発プラットフォーム「XROSS」による標準化への取り組み
これらの課題を解決するため、大分県で活動する「おおいたドローンコンソーシアム」が運営するドローンプラットフォーム「XROSS」が、ドローンサービスの標準化に踏み切りました。長年の運用で培ってきたノウハウを活かし、サービスを12のカテゴリーに分類、さらに52種類のサービスを定義することで、利用者が容易に情報検索とサービス選定を行える環境を構築しました。
12カテゴリー52種類のサービス分類
「XROSS」では、多様なドローンサービスを体系的に分類することで、利用者は自身のニーズに最適なサービスを効率的に探せるようになりました。これにより、ドローン活用のハードルが大幅に低下し、より多くのユーザーがその恩恵を受けることが期待されています。
おおいたドローンコンソーシアム:官民連携による取り組み
「XROSS」を運営するおおいたドローンコンソーシアムは、株式会社ネオマルス、九州電力株式会社、株式会社ザイナス、株式会社テクノコンサルタントの4社と大分県による官民連携組織です。2020年の設立以来、ドローンビジネスの社会実装推進に貢献しています。
株式会社ネオマルス:プラットフォーム開発の中核
コンソーシアムの中核を担う株式会社ネオマルスは、電気通信工事、人材派遣、IT事業などを展開する企業です。そのIT技術とノウハウを活かし、「XROSS」プラットフォームの開発・運営の中心的な役割を担っています。
今後の展望
「XROSS」によるドローンサービスの標準化は、ドローンビジネスの更なる発展に大きく貢献すると期待されています。今後は、この取り組みを基盤に、より多くのドローンサービスが提供され、社会実装が加速していくことが予想されます。
まとめ
大分県発のドローンプラットフォーム「XROSS」によるドローンサービスの標準化は、利用者と事業者の双方にとって大きなメリットをもたらす画期的な取り組みです。この取り組みが、ドローン技術の社会実装を促進し、日本の産業発展に貢献していくことを期待しましょう。
会社情報
- 会社名
-
株式会社ネオマルス
- 住所
- 大分県大分市都町2-1-10ウォーカービル
- 電話番号
-
097-573-3131