新刊書籍のご案内
『エクスペリエンスプロデューサーが書いたイベントの教科書』とは
2025年3月21日に発売される新刊『エクスペリエンスプロデューサーが書いたイベントの教科書 「体験」の「カタチ」をつくる、超実践的思考法』は、博報堂プロダクツの中島康博氏による著書です。本書の内容は、広告・マーケティングの重要性が高まる中で、イベントの新たな役割を考察しています。
つまり、従来のプロモーション媒体としての位置付けから、ブランド体験そのものへと変化しています。これにより、来場者がどのような体験をするか、そしてその体験をどのように持ち帰ることができるかが、ますます重要な要素となっています。
エクスペリエンスプロデューサーの役割
中島氏によると、エクスペリエンスプロデューサーは「感動体験の総合演出家」であり、「感動体験施策のプロジェクトマネージャー」でもあります。この2つの視点を持つことで、従来のイベントだけでなく、もっと広範囲な体験や新たな価値を提供することが可能になります。
著者は、「この仕事は不確実性が高いですが、参加者が感動してくれたときの喜びやプロジェクトが成功した際の達成感は格別です」と語っています。この言葉からも、エクスペリエンスプロデューサーの仕事が持つ魅力が伺えます。
本書の構成
本書は、イベント制作のさまざまなプロセスにおいて、エクスペリエンスプロデューサーがどのように考え、技術を活用しているのかを詳しく解説します。内容は、基礎・応用・実践の3部構成となっており、各部分を独立して読むことができます。
- - 基礎編では、エクスペリエンスプロデューサーの基本的な役割や考え方を整理しています。
- - 応用編では、具体的な企画段階や制作段階におけるエクスペリエンスプロデューサーの視点からの手法を提案。ストーリーの構築やプロジェクト管理に関する重要な情報を提供します。
- - 実践編では、実際のイベント制作においてエクスペリエンスプロデューサーが使用する具体的な技術や方法論を紹介します。
著者について
中島康博氏は、博報堂プロダクツにて30年以上にわたってイベントと空間プロデュースに従事してきたエキスパートです。彼は一貫してマーケティングおよびブランディング視点でのコンセプトメイク、空間デザイン、演出、運営を手掛け、フィジカルとバーチャルを問わない幅広い業務を行ってきました。最近では、メタバース関連の事業にも参画しており、未来のイベント産業に対しても革新的な試みを続けています。
誰におすすめか
この本は、イベント企画・運営に関与するプロフェッショナルはもちろん、新しいイベント制作の手法や思考法に興味のある方にもおすすめです。リアルとバーチャルが交差する現代において、参加者にどのような素晴らしい体験を提供できるかを学ぶことができる貴重な一冊です。
販売情報
新刊は全国の書店とオンライン書店にて販売されており、価格は2,200円(税込)です。購入希望の方は、
こちらから詳細をチェックできます。