練馬区の氷川台に位置する「コモンズ氷川台」で、特定非営利活動法人わかちあい練馬が無料の居場所「とんぼちゃんち」を開設します。この居場所は、2026年7月21日から8月28日までの毎週火曜日と金曜日、全12日間にわたって運営されます。
夏休みの支援が必要な理由
夏休み時期、こどもたちは学校からの支援がなくなるため、食事や居場所の確保が難しくなります。学校給食の提供がなくなることで栄養面での不足が懸念されるだけでなく、家庭の光熱費の上昇も相まって、こどもたちの生活が厳しくなってしまいます。これに対応するべく、こども家庭庁や関連省庁は連名で自治体に対し、「夏季休業期間中の酷暑対策及び食支援に係る各施策の活用をお願いする」文書を送付しました。この趣旨に則り、わかちあい練馬は「とんぼちゃんち」を実施することにしました。
「とんぼちゃんち」の特徴
このプログラムは、すべてのこどもに開かれた施設です。小学生から18歳までを対象にしており、予約は不要で費用もかかりません。また、利用のための条件を設けず、家庭の状況に関係なく誰でも利用できることが最大の特徴です。利用者が弁当を持参する必要もなく、全ての食事がこちらで提供されます。具体的には、毎日昼食とおやつが支給され、さらに冷水や麦茶も終日利用可能です。
開所の日時と詳細
「とんぼちゃんち」は、12時から18時30分まで開所します。この期間中、こどもたちは安心して涼しい場所で過ごせる環境が整います。また、山の日やお盆期間中も通常通り開所するため、他の支援が少ない時にこそ、必要な居場所としての重要性が高いとされています。
事業の運営と支援
本事業は、約57万円の経費を自主財源や寄付によって賄っていますが、練馬区内では公的資金を利用することができず、完全に自主的な運営で成り立っています。また、利用者に対する配慮として、個別の相談や必要に応じた支援機関への接続体制も整えています。
みんなの協力を
この事業は多くのボランティアや寄付によって支えられています。食材や物品の提供はもちろん、調理や運営に参加するボランティアも大歓迎です。特に、1日だけでも参加したい方の申し込みも受け付けています。
NPO法人の理念
わかちあい練馬は、2021年に設立した非営利組織で、「危機に立ち会う支援」を使命としています。シェルターの運営や地域福祉活動を通じ、生活に困窮している方々に手を差し伸べています。今回の「とんぼちゃんち」は、子どもたちが安心して過ごせる場所を提供し、健やかな成長を支援することを目的としています。
代表理事の幸田良佑さんは、「この場所が、すべてのこどもたちの安心できる居場所となることを願っています」と述べています。
この夏は、涼しい場所で心地よく、安心して過ごすことができる「とんぼちゃんち」にぜひ参加してください。