「HospitalCompass」の紹介
2019-11-20 14:01:15

病院内案内をスマホで多言語対応に変える「HospitalCompass」

スマホアプリで病院の案内を多言語化する「HospitalCompass」



最近、インバウンド需要の拡大に伴い、病院での外国人患者への対応が重要になっています。これを解決するために開発されたのが、スマートフォンアプリ「HospitalCompass」です。このアプリを利用することで、病院内の案内板をさまざまな言語に自動的に翻訳表示できます。

導入の背景と目的


現在、東京五輪の影響もあり、来日する外国人旅行者が増加している日本。医療機関でも、異なる言語を話す患者とのコミュニケーションが求められています。その中で、国立国際医療研究センター(NCGM)が提案する「HospitalCompass」アプリは、病院職員の負担を軽減し、スムーズな案内を実現するために開発されました。

このアプリを用いることで、病院の案内板に表示されている情報を、英語や中国語、韓国語、タイ語、ベトナム語など、多言語に簡単に変換できます。今後もミャンマー語やネパール語の追加も予定されており、多様なニーズに応える体制が整いつつあります。

使い方はとても簡単


アプリは無料でダウンロード可能です。使い方もシンプルで、スマートフォンやタブレットを案内板にかざすだけで、自動的にその情報を認識し、指定した言語に翻訳した内容を画面に表示します。この手法により、病院は新しい案内板を設置する必要がなく、既存の案内板を活用しながら、多言語対応を実現します。

今後の展開と取り組み


この「HospitalCompass」は、11月から実証実験が始まります。特に注目されるのが、11月21日から開催される医療情報学連合大会においての展示や講演です。この場を通じて、多くの医療関係者にアプリの可能性をアピールする予定です。

テクノブレイブ株式会社は、このアプリを通じて「おもいやりおもしろカンパニー」として、最新のテクノロジーを活用し、様々な業界に特化したソリューションを提供しています。

終わりに


「HospitalCompass」の導入により、病院内の案内表示が多国籍の患者にもわかりやすくなることが期待されています。今後の改善や拡張も計画されており、ますます便利なアプリになるでしょう。医療の現場において、コミュニケーションの質を高めるこのアプリの登場は、私たちにとって朗報です。特許・商標登録の共同出願も行われているこのプロジェクトから、目が離せません。

会社情報

会社名
テクノブレイブ株式会社
住所
東京都千代田区内神田1-2-8楠本第2ビル2F
電話番号
03-5577-3950

トピックス(地域情報)

【記事の利用について】

タイトルと記事文章は、記事のあるページにリンクを張っていただければ、無料で利用できます。
※画像は、利用できませんのでご注意ください。

【リンクついて】

リンクフリーです。