大津屋グループが資本業務提携を締結し地域支援を強化

大津屋グループが新たに資本業務提携を締結

福井県福井市に本社を構える株式会社HAQTSUYA（ハックツヤ）は、株式会社博報堂と資本業務提携を締結しました。この提携により、地域の価値を掘り起こし、それを編集・発信する能力をさらに強化します。

大津屋グループの歩み

1573年に創業した大津屋は、地域に根ざした企業としての役割を長年にわたり果たしてきました。小売業を営む中で、地域商社として地域特有の商品やサービスの開発、流通に取り組んできた歴史があります。特に、ふるさと納税の中間事業に早期から着目し、自治体への寄附受付や返礼品の提案、発送支援などを通じて、多くの地域に貢献してきました。

2025年4月には、こうした活動をさらに強化するために、分社化し新たに株式会社HAQTSUYAを設立します。これにより、地域支援を専門的かつ持続的に進めていく基盤が整います。

博報堂との共同事業

2023年から大津屋は博報堂と連携し、自治体と共に地域資源のブランディングや販路開拓を目指した共同事業に取り組んでいます。このプロジェクトは、地域の特性を活かし、生活者に届く形で地域の価値を伝えることを目的としています。

両社はそれぞれの強みに基づく協力を通じて、地域の魅力を発掘し、実効性のある形で発信できる体制を整えることに合意しました。生活者視点のマーケティングやブランド開発に強い博報堂と、地域の実行力を持つ大津屋グループの連携により、地域の活性化をより進めていくでしょう。

今後の展望

提携に伴い、HAQTSUYAは返礼品の開発支援や販路提案、地域ブランドの形成及び情報発信を行い、自治体および事業者と協力して地域経済の活性化に寄与する計画です。地域の特性を最大限に活かした新しいビジネスモデルを創出し、地域の魅力を広く社会に発信していくことを目指します。

地域資源の発見と発信に特化したこの新しい取り組みは、今後の地域経済の発展に大きな影響を与えると期待されています。地域に根差した企業と広告代理店の強力なコラボレーションが、より良い未来を創造することが期待されます。

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