富田宇宙選手とベネクスの新たな関係
2023年、株式会社ベネクス(神奈川県厚木市)は、パラ競泳選手の富田宇宙選手とのアンバサダー契約を締結しました。この契約は、リカバリーに関するサービスや商品開発を通じて、アスリートのパフォーマンス向上とウェルビーイングな社会の実現を目指すものです。
富田選手は、16歳で視力を失う病に直面しつつも、世界舞台で活躍するパラアスリートとして、多くの素晴らしい成果を収めています。2021年の世界大会では初出場にもかかわらず3つのメダルを獲得し、2024年の大会に向けても期待が高まっています。彼との関係は単なる契約に止まらず、共に「休養」の重要性を広めることを目指しています。
契約の背景と富田選手の思い
富田選手がベネクスと出会ったのは2015年、26歳の時。多くのアスリートが引退を考える時期に競技生活をスタートした彼は、「リカバリーできるものは何でも試したい」という強い意志を持っていました。ベネクスが産学公連携で開発したリカバリーウェアを初めて手にしたことが、今の競技生活には欠かせないアイテムとなったのです。
彼は「すべての人が自分らしく成長できることが大切」と考え、その価値観をアスリートとしてだけでなく、所属企業のウェルビーイング推進プロジェクトでも広めています。この視点は、競技だけでなく、社会全体に必要な考え方です。
リカバリーウェアの実力
富田選手は、このリカバリーウェアが彼の競技生活にどれほど貢献しているかを語ります。「リカバリー能力を高めるために、これまで様々なサプリメントやリカバリーギアを利用してきたが、特にベネクスはリラックス効果が高く、心理的な疲労にもアプローチできる」とのこと。また、進行性の視覚障害と戦ってきた彼にとって、身体的な疲労だけではなく、精神的なケアも極めて重要であったと強調されています。
社会へのメッセージ
今回のアンバサダー契約について、富田選手は「自分が愛用してきたブランドと正式に関わることができ、幸せ」と言います。今後は、ベネクスのアイテムを通じて、一人でも多くの人々がウェルビーイングな日常を送る手助けができればと希望しています。
ベネクスの理念
株式会社ベネクスは、運動・栄養・休養の3つの要素の中で、特に「休養」に重要性を置いています。彼らの製品は、アスリートだけでなく、日常生活を過ごす全ての人々に役立つよう開発されています。
「ヒトが本来持っている自己回復力を最大限に発揮させること」をコンセプトにしたリカバリーウェアは、日本のアスリートたちにも多く愛用されています。富田選手のようなパラアスリートと交わることで、ベネクスの理念がさらに広がり、次世代への憧れを生み出すことが期待されています。
今後も、株式会社ベネクスはアスリートのリカバリーを支え、広く「休養」の大切さを推進する取り組みを続けていきます。
詳細については、
富田宇宙選手の公式サイトをご覧ください。