MBTI相性診断:行動ログから見える感情タイプの実態
2026年1月から8月にかけて、MBTI相性診断サービス「ふたりのトリセツ」は、14,000件を超える診断行動ログを集計しました。このデータは、実際に行われた相性診断に基づいており、利用者がどのように相性をチェックしているのかを深く理解する手助けになります。
調査結果の概要
このレポートでは、特に感情タイプ(F型)のユーザーが相性を調査する傾向が強いことがわかりました。具体的には、自己のタイプを入力したユーザーのうち、76.3%が感情タイプであり、自分の相手として入力されたタイプも66.9%が感情タイプという結果が出ました。逆に、思考タイプ(T型)の利用者は、自己入力の23.7%しか存在しませんでした。このことから、「感情タイプが主に思考タイプの相手を理解しようと利用している」という非対称な行動傾向が浮かび上がります。
相性を言語化したい度合いの差
さらに興味深いのは、利用者のタイプによって「相性を言葉で確かめたい」という意欲が大きく異なることです。最も多かったのはENFPで15.5%、最も少なかったESTJはわずか0.6%という差があり、この差はなんと25.7倍にもなります。この結果は、利用者のタイプによって相性に関する興味や関心が異なる可能性を示唆しています。
定番のカップルは存在しない
また、8,743件のユニーク診断の結果からは、特定のカップルの組み合わせが定番化していないことも判明しました。最も多かった組み合わせであるENFP×ISFPでも、全体のわずか3.1%にとどまります。このように、相性の観点では非常に多様性があり、どの組み合わせも珍しいということが見受けられました。このことは、ふたりの関係性が個々の解としての独自性を持つべきであるという重要なポイントにもつながります。
自分と同じタイプを調べる割合
最後に、自分自身と同じタイプの相性を調べることに関しても大きな特徴があります。その割合はわずか8.2%で、診断を行った利用者のうち、85.4%は単独の相手とだけ相性を確認しているというのです。これにより、利用者の多くが「いま気になっているあの人」の相性を重視していることがわかります。
まとめ
これらの結果は、相性や関係性を一般的なランキングで語ることの難しさを示しています。それぞれの関係は独自のものであり、単にパターンで判断するのではなく、個々の相性を理解し大切にすることが重要です。「ふたりのトリセツ」は、この理念に基づいて設計されています。利用者にとって関係を深める手助けとなることでしょう。
今後、MBTI相性診断サービスの利用がどのように広がっていくのか、それに伴う新たな発見にも期待が寄せられます。