カーディナルヘルスが新型経腸栄養ポンプを発表し医療現場をサポート

カーディナルヘルス株式会社が新型ポンプを販売開始

2023年2月14日、カーディナルヘルス株式会社は新たな経腸栄養用ポンプ「カンガルー OMNI™ ポンプ」を市場に投入しました。このポンプは、特に高粘度栄養剤の使用が可能である点が大きな特徴です。

カンガルー OMNI™ポンプの特長

カンガルー OMNI™ ポンプは、過去30年以上にわたる技術革新を元にした製品で、国内外の経腸栄養市場をリードしてきたカンガルー™シリーズの最新作です。このポンプは、コンパクトな設計となっており、簡単に持ち運べるため、患者さんや介護者にとって使い勝手が良いのが特徴です。

その特徴としては、栄養投与、フラッシュ、水分投与などの基本機能に加え、30日分の投与履歴が記録されるため、患者のニーズに応じた詳細なサポートが可能です。医療現場から在宅へとシームレスに情報を管理でき、安心して経腸栄養を行うことができる環境が整います。

介護者のための配慮

このポンプは患者の利便性だけでなく、介護者への配慮もされています。使いやすいユーザーインターフェースは、従来のカンガルー™経腸栄養ポンプからのスムーズな切り替えを可能にし、時間を短縮します。また、互換性のあるテーブルスタンドも採用され、自宅でも使いやすい仕様になっています。

さらに、耐水性があり、流水での洗浄にも対応しているため、清潔な管理が求められる医療環境でも役立ちます。

医療は常に進化する

カーディナルヘルス株式会社の代表取締役社長、野田良氏は「カンガルー OMNI™ ポンプを通じて、経腸栄養が必要な患者とその介護者に対し、より良い選択肢を提供し、質の高いライフスタイルの向上を目指す製品です」とコメントしています。彼の言葉からは、医療技術の進化がいかに患者の生活を豊かにできるかが強調されています。

カーディナルヘルスの取り組み

カーディナルヘルス株式会社は、日本国内での医療ニーズに応じた製品の開発に力を注いでおり、例えば静岡県袋井市にある袋井R&Dセンターや工場での研究開発により、質の高い医療製品が提供されています。今後も、カーディナルヘルスは日本の医療システムを支える重要なプレーヤーとして期待されます。

新型のカンガルー OMNI™ ポンプの登場により、経腸栄養の選択肢が広がり、患者にとってはもちろん、介護の現場でもその効果が発揮されることでしょう。

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