アサヒグループとラグビーの新たな友情
アサヒグループホールディングスは、ワールドラグビーと連携し、ラグビーワールドカップの「プリンシパルパートナー」としての契約を2029年大会まで延長しました。この契約により、アサヒは世界各国で自社ブランドのビールを展開し、ラグビーを盛り上げるための取り組みを強化していくことになります。
フランス大会での成功
2023年に開催されたフランス大会では、アサヒスーパードライが公式ビールとして堂々のスタートを切りました。大会期間中、なんと500万杯ものビールが提供され、ラグビーファンに喜ばれました。この成功を受けて、今後の大会でもアサヒスーパードライがフランス大会のように、ファンを楽しませる存在になることが期待されています。
新たな体験の提供
アサヒは、今後の大会において、マーケティングキャンペーンを展開し、ラグビーとビール、そして文化の融合を目指します。この努力により、ラグビーファンには新しい視点や体験が提供される予定です。また、2025年に行われる女子イングランド大会では、自社のノンアルコールビール『Asahi Super Dry 0.0%』も導入し、多様な嗜好に応える環境を整える計画です。
作戦:特別デザイン商品の発表
特に注目すべきは、Asahi Super DryとAsahi Super Dry 0.0%の限定デザイン商品の発表です。これらの商品を購入すると、決勝戦の観戦チケットなどの特典が得られる仕組みが用意されています。これにより、アサヒはファンの参加意欲を高め、SNSやテレビの広告を通じて広く知らせる予定です。
女子ラグビーのサポート
アサヒは女子ラグビーのファン層拡大に寄与するため、ワールドラグビーとともに活動します。2025年女子イングランド大会では、公式アプリ内に飲食店検索システムが搭載され、試合を楽しむための理想的なスポットを見つけることができるように支援します。これは、多くのラグビーファンにとって画期的な取り組みとなるでしょう。
ポッドキャストでの連携
さらに、Asahi Super Dryはラグビーワールドカップの公式ポッドキャストにもパートナーとして参加します。2023年のフランス大会で成功を収めたポッドキャストは、2025年に向けて企画され、試合業界の裏側や独占インタビューを提供し、ファンを魅了するコンテンツが予定されています。
アサヒグループとワールドラグビーの期待
ワールドラグビーのCEO、アラン・ギルピン氏は、アサヒグループとの協力を大変喜ばしく思っており、ラグビーへの情熱と国際的な魅力を信頼する証だと述べています。また、アサヒヨーロッパ&インターナショナルのCEO、パオロ・ランザロッティ氏は、女子ラグビーのファン層の成長が今後も続くことに期待を寄せています。
日本国内での取り組み
加えて、アサヒビール株式会社は2021年から日本代表チームのオフィシャルスポンサーとして活躍しており、さまざまなプロモーション活動を展開しています。2023年フランス大会ではオリジナルデザイン商品の発売や、全国でのパブリック・ビューイングを実施し、SNSなどのインフルエンサーを活用したコミュニケーション活動も行いました。
今後も、アサヒはラグビーを通じてファンとつながり、「気持ち高まる瞬間」を提供することを目指しています。これからのラグビー界での活躍に、ますます期待が高まります。