THE YARDが描く2024年の秋冬コレクション
株式会社やまとが展開するブランド、
THE YARDが2024年秋冬新作をリリースしました。このブランドは「白シャツのように着る新しい日常をつくるきもの」というコンセプトのもと、現代のライフスタイルに寄り添った新たなきもの文化を提案しています。日本の伝統と現代を融合させ、誰もが気軽に着物を楽しめる日常を目指しています。
上質な素材と色の重なり
今回のコレクションは、布や色、素材の重なりを贅沢に感じていただけるようにデザインされています。それぞれの生活様式に合う「白シャツ」の概念に向き合い、心の深い部分にまで寄り添ったきものを追求しています。特に注目されるのは、新作の中で用いられている
片貝木綿です。この木綿は、数多くのきものの中でも、思わず手に取ってしまうような愛着を持つ存在であり、THE YARDにとって欠かせない要素となっています。
片貝木綿の魅力
特に、片貝町の紺仁染織工房が手がける片貝木綿は、民藝運動の影響を受けながら、しっかりとした精神的な部分を持ちながらも現代に適した柔軟性も兼ね備えています。このような特性が、THE YARDのデザインと絶妙に調和するのです。
新作の魅力
2024年の秋冬コレクションでは、無地にこだわり、シンプルながらも奥行きのある表現を目指しました。色彩は、薄灰、橙、墨の3色で、それぞれの美しさと特徴が引き立っています。
- - 片貝木綿 松煙染 薄灰(60,500円): 松の煤を使用した染色方法で、特に淡い薄灰色を追求しました。この色は、手間をかけた上での繊細な表現がなされています。
- - 片貝木綿 乱絣 橙(60,500円): 秋冬の落ち着いた色味の中で際立つ、熟れた柿のような色合いを目指しました。特に色合わせに工夫が凝らされています。
- - 片貝木綿 墨(60,500円): タテ糸とヨコ糸の色を変化させることで奥行き感を演出し、特色ある墨色を表現しました。
お披露目会の開催
THE YARDは、2024年秋冬コレクションの販売を記念して、9月12日から9月23日までお披露目会を開催します。この期間中には、来店されたお客様に特別なおもてなしをご用意し、さらには秋冬商品をお求めいただいた方にオリジナルノベルティもプレゼントします。
会場は、東京都渋谷区の
THE YARD外苑前店です。ぜひ、この機会に新作を直接お手に取ってご覧ください。
未来に向けて
「白シャツのように着る新しい日常をつくるきもの」を目指す
THE YARDは、日本独特のきものの魅力を新たな形で提案し続けています。従来きものに馴染みがなかった人々にも、きものを通じた新たなライフスタイルを楽しんでもらいたいという思いが込められています。これからも、THE YARDの活動から目が離せません。
Instagram:
@theyard_jp