日本国際切手展2021が横浜で郵便創業150年を祝う特別展示を開催

2021年8月25日から30日の間、横浜のパシフィコ横浜で、日本国際切手展2021が開催されます。このイベントは、10年ぶりに日本で行われるもので、郵便創業150年を記念した特別展示も行われます。国際切手展は、世界中の切手コレクションが集まり、郵趣愛好家や一般客に多彩な展示を提供する貴重な機会となります。

今年のテーマは「郵便150年新たな可能性へ。」。この展覧会では、これまでの郵便の歴史や文化を振り返りながら、未来の可能性についても探求します。展示される切手は国内最大規模の約20万枚に及び、特に1960年代から現在に至るオリンピック・パラリンピック記念切手の貴重な原画が公開される予定です。この展示は、このイベントでしか見られない特別なもので、多くの切手ファンが注目しています。

また、東京2020オリンピック・パラリンピックに関連した切手帳の販売も予定されています。デザインを手がけた切手デザイナー8人が限定商品を提供し、全国の人々に手に取ってもらえる絶好の機会です。切手デザイン室の再現展示を通して、郵便の歴史的変遷を視覚的に感じ取ることもできます。

さらに、このイベントは子供向けの体験コーナーも充実しています。「郵便局体験コーナー」では、郵便物の押印方法や区分作業を体験できるほか、好きなお菓子を選んで発送する郵便発送体験も行います。参加者にはオリジナルのポケモンポストカードをプレゼントしますので、子供たちにとっても魅力的なイベントです。

他にも、自分の声を「色とカタチ」にするオリジナルはがき作成コーナーや、オリジナルフレーム切手を作成できるコーナーなど、楽しみながら学べる内容が盛りだくさんです。文具マルシェでは最新の文房具を手に入れることができ、親子で楽しむことができる様々な活動が用意されています。

このイベントは、郵便の国際的な親善を促進する素晴らしい場となることでしょう。特に神奈川県横浜市での開催は、地元の人々や観光客にとっても魅力的な体験となること間違いありません。公式サイトからの事前登録が必要ですが、入場は無料で、誰でも気軽に参加できます。

日本郵便株式会社や公益財団法人日本郵趣協会などが主催するこの切手展は、郵便の未来を考える良いきっかけでもあります。切手を通じた文化交流がもたらす意義を、多くの人々に体感してもらいたいです。この特別な展覧会にぜひ足を運び、新たな発見をしてみてください。