アイヌ民族と博覧会展詳細
概要
国立アイヌ民族博物館と国立歴史民俗博物館が共催する特別展示「アイヌ民族と博覧会―150年の経験―」が、2023年6月20日から開催されます。この展示では、1851年のロンドン万博以来、博覧会とアイヌ民族とのかかわりをさまざまな角度から探ります。展覧会は、アイヌ民族の歴史や文化がどのように社会に受け入れられてきたか、またアイヌ自身が自らの文化をどのように表現してきたかという問いに回答を探ります。
研究プロジェクトの成果
この展覧会は、国立アイヌ民族博物館が2021年から2023年にかけて実施した「近現代アイヌ民族史と博物館展示をめぐる実証的研究」の成果をもとにしています。このプロジェクトには、国立歴史民俗博物館を初めとする複数の研究者も参加しており、博覧会がいかにアイヌ文化に影響を与えてきたかを調査しました。
展示の趣旨
展示では、1851年のロンドン万博以降、アイヌ民族がどのように博覧会に関与してきたかを追跡します。アイヌ民族は出場者として多くの博覧会に出品しており、その経験には様々な感情が伴います。出品者としてのアイヌ民族、仲介を行った側の人々、そして博覧会を鑑賞する側とされる側の関係性にも焦点を当てます。
展示構成
展覧会は以下の4章で構成されています:
1.
アイヌ工芸品展示の草創期から博覧会へ
アイヌの工芸品がどのように博覧会で取り上げられたのかを探ります。
2.
アイヌ民族の出場
具体的にアイヌ民族がどのように博覧会に参加してきたかを振り返ります。
3.
アイヌ文化を見せていく時代
アイヌ文化の表象の変遷を学びます。
4.
アイヌ民族と博覧会のゆくえ
博覧会がアイヌ民族及びその文化にどのような影響を与えてきたかを考察します。
※展示内容は変更される可能性があります。また、会期中には展示替えも行う予定です。
開催情報
- 会場:北海道白老郡白老町若草町2-3-1
- 会期:令和8年6月20日(土)~8月23日(日)65日間
- 会場:千葉県佐倉市城内町117
- 会期:令和8年10月6日(火)~11月29日(日)55日間
この特別展示はアイヌ民族と博覧会の150年にわたる歴史を振り返る貴重な機会です。興味がある方は、ぜひ訪れてその魅力に触れてみてください。