デジタル技術を活用した新たな点検技術の公募がスタート

デジタル技術を用いた新たな点検方法の公募

消防庁では、火災予防に向けた重要な取り組みとして、親会社である総務省の支援を受けて、新たな点検技術の公募を実施することになりました。この公募は、消防法令に基づく防火対象物や防災管理対象物、消防用設備の定期点検を対象としています。従来の手法から進化し、デジタル技術を活用することで、点検の効率化や精度の向上を図るのが目的です。

背景

火災に対する備えは、私たちの日常生活において欠かすことのできない要素です。消防庁は、火災予防分野において先進的な技術を導入することで、防火対策の強化を図る必要性を認識しています。特に、近年ではIoT（モノのインターネット）、AI（人工知能）などの新技術が登場し、これらを活かした効率的な点検方法の開発が期待されています。

公募の内容

新たな点検技術の公募は、火災予防分野における技術カタログに掲載されることを想定しています。この技術カタログは、全国の消防機関や関係団体が活用し、定期点検や評価の際に参考にするためのものです。応募対象となる技術は、デジタル技術を用いることで新たな点検方法や、作業を簡素化するアプローチを持っているものです。

応募資格は、個人、団体、企業を問わず広く受け付けられます。各応募者は、提案する技術の概要、効果、実用性などを詳しく記した資料を提出することが求められます。