商船三井がインドに新たな拠点を開設
商船三井CVC(MOL PLUS)は、インドに「MOL PLUS Indiaデスク」を2024年11月に開設することを発表しました。このデスクは、MOL PLUSの海外拠点としては、既存の「MOL PLUS UKデスク」や「MOL PLUS Singaporeデスク」に続く3拠点目となります。
インドのスタートアップエコシステム
インドは現在、米国、英国、中国に次ぐ大規模なスタートアップエコシステムを持つ国と言われています。特に、フィンテックをはじめとする6つの産業で、世界のトップ10にランクインしていることが注目されます。バンガロール、ニューデリー、ムンバイなどの主要都市では、さまざまな産業が進化し、国際的なエコシステムが形成されています。
MOL PLUS Indiaデスクの焦点
新設される「MOL PLUS Indiaデスク」は、特に物流(DXやサプライチェーンマネジメント)、ディープテック、環境サステナビリティ(再生可能エネルギーを含む)に重点を置いて活動を展開します。商船三井グループは、このインド拠点を通じて投資や協業の機会を創出し、より迅速かつ効率的な連携を実現することを目指します。
スタートアップ企業とのシナジー
MOL PLUSは、今後もスタートアップ企業への出資と協業を続け、彼らが持つ革新的なアイデアや技術と商船三井グループのリソースとの相乗効果を目指します。これにより、海運業界と社会に新たな価値を生み出し、持続可能な新規事業の創造に貢献することを計画しています。
CEOのコメント
MOL PLUSのCEO、阪本拓也氏は、「海運業が持つ強みの一つは、初めからグローバルであることです。海外事業への取り組みが比較的容易で、多くの国の人材との連携が可能です。インド地域のダイナミックさに魅了されつつ、MOL PLUS Indiaデスクは初日から全力で進んでいきます」と語っています。
まとめ
「MOL PLUS Indiaデスク」の開設は、商船三井グループにとって新たな挑戦の始まりです。インド市場への進出によって、多様なビジネスチャンスを見出すとともに、持続可能な成長を追求していく姿勢が非常に魅力的です。今後の展開に注目が集まります。
MOL PLUSの詳細情報については公式サイトをご確認ください:
MOL PLUS HP